「HTML 5はXML構文も用意するので、XHTML 1.0に対しても改正が行われる」と先日の記事に書きましたが、そもそもなぜ、HTMLとXHTMLというふたつの構文が必要なのでしょうか。これには、それぞれの文書が採用するMIMEタイプ、およびXHTMLが持つ「XMLであることの意味」が関わっています。 現在XHTMLには専用のMIMEタイプであるapplication/xhtml+xmlが定義されていますが、Internet Explorerがこれを解釈できないため普及していません。また、XHTML 1.0であればHTML用のMIMEタイプであるtext/htmlを使用することも許可されているため、現在Web上にあるほとんどのHTML文書およびXHTML文書はtext/htmlで送信されています。 しかし、XHTML文書でtext/htmlを用いる際は注意が必要です。なぜならブラウザは文