緑のカーテン秘話 水やりは「セルフサービス」(1/2ページ)2008年9月25日8時31分印刷ソーシャルブックマーク 4階建ての屋上まで届いた=2日、板橋区役所外は強い日差しの中、緑のカーテンの内側では、柔らかな光を通していた=4日午後2時、板橋区役所 つる性植物で壁を覆って夏の暑さを和らげる「緑のカーテン」。板橋区の造園業の会社が、都内の区役所や小中学校などでこの「カーテン作り」を請け負っている。限られた土地に密集して植物を育てる技術は、社長の森正さん(67)が、水やりの管理を植物自身にまかせる栽培方法を開発したのがきっかけだった。 板橋区役所本庁舎の南館の南側壁面には、ヘチマとキュウリ、ゴーヤ、朝顔の「カーテン」が、幅10メートルで4階建ての屋上まで到達し、16メートルを超えている。杉並区役所本庁では、現在7階に達し、成長を続けている。 見事な「カーテン」のカギとなるのが、「自動灌水(