今回は、弊社で実施した英語でのユーザビリティテスト(ユーザ行動観察調査)から、日本人ユーザと英語ネイティブユーザの行動の違いをいくつかご紹介します。 検索サイトの利用行動の特徴として、日本人に比べ比較的検索語が長い、という点が挙げられます。 例えば、あるメーカーの製品を比較検討している場合、 compare Product A to B (=製品AとBを比較する) Product A where to buy(=製品Aをどこで買うべきか) のように、ほとんど文章に近い複数語を使って検索する例が多く見られました。 また、目的のサイトにたどり着いた後でも、製品カテゴリをたどるのではなく、複数語を使ってのサイト内検索を多用する傾向が見られました。 これには、 キーボード利用の文化があり、日本人に比べキーボードへの抵抗感が少ない 変換の手間がない分、日本語よりも入力が楽 などの理由から、より短時間