電気自動車(EV)ベンチャーの米テスラ・モーターズは9日、従来のセダン型「モデルS」の四輪駆動タイプを発表した。前方のカメラや超音波が車体の前後左右にあるものを認識し、左右のウインカーを出すだけで車線変更したり、自動で車庫に入れたりもできる。 これまでより加速スピードが増し、3・2秒で時速60マイル(約100キロ)に達する。ロサンゼルスでの発表会で、イーロン・マスクCEO(最高経営責任者)は「将来は、エアコンも音楽もかかった状態で、車が自動で迎えに来るようにしたい」と話した。(ロサンゼルス=宮地ゆう)