[ルクセンブルク 12日 ロイター] - 欧州連合(EU)一般裁判所は12日、EUが米半導体大手インテルに対し2009年に科したEU競争法違反の制裁金10億6000万ユーロ(14億4000万ドル)に関し、これを支持する判決を下し、制裁を不当とするインテルの訴えを退けた。 EUの執行機関、欧州委員会は2009年に、インテルが競合するアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)に対抗するため違法なリベートをパーソナルコンピューターメーカーのデルやヒューレット・パッカード(HP)、NEC<6701.T>、レノボ(聯想)<0992.HK>に支払っていたとの判断を示している。