前橋市の副市長ら幹部8人と、同市議16人が22日に渋川市のゴルフ場でゴルフの懇親会を行ったことが、分かった。平日のため、市幹部らは休暇を取得したうえ、ゴルフ代は自腹だったという。 市幹部によると、懇親会には副市長2人と部課長など幹部6人の計8人が参加。市議16人が市役所側との親睦を深めることを目的に誘い、渋川市川島の「伊香保国際カンツリークラブ」で開催された。副市長2人は山本龍市長に事前に報告し、許可を得た上で休暇を取得。市幹部らも有給休暇などで対応したという。 平日の朝からほぼ丸一日プレーしていたため、危機管理上の問題を指摘する声もあるが、市幹部は問題視されるのは「台風が接近しているときや、災害の恐れがあるケースだ」と説明。 今回はいずれにも該当せず、「所管する部課長が庁舎に残っており、突発的なことがあっても連絡できる状態だった」と話した。