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ブックマーク / blog.tinect.jp (237)

  • 「プライベートを大切に、厳しいノルマや課題、条件はなし。みんな仲良く楽しもうね」というチームが簡単に崩壊する理由。

    ゲームプレイヤーには、「エンジョイ勢」と「ガチ勢」という2種類がいる。 エンジョイ勢は、ゲームを楽しむためにやっている人たちのこと。 ガチ勢は、たとえば自己最高タイムや得点を目指したり、世界ランクを狙ったり、研究に研究を重ねてさまざまな統計を出したりする気の人たちのこと。 たいていのプレイヤーは、「自分はエンジョイ勢なので仲良くしてください」という。 でも、「ゲームをエンジョイする」という目的が同じでも、「どうエンジョイするか」という手段が共有できていないと、すぐにトラブルが起こる。 それをわたしは、経験してしまった。 エンジョイ勢が集まってもゲームをエンジョイするのはむずかしい オンラインゲームでは多くの場合、ギルドやクラン、サークル、チームなどと呼ばれるグループをつくることができる。 まぁ仲良しグループ、ゲーム内の実家みたいなイメージだ。 そういったグループの募集文や紹介文を見てみる

    「プライベートを大切に、厳しいノルマや課題、条件はなし。みんな仲良く楽しもうね」というチームが簡単に崩壊する理由。
    kiriano
    kiriano 2019/09/30
    上達するための努力にも、最速を競うのがガチ ゆっくりの期間で上達するのがエンジョイ
  • 「大して褒められもしない、名もなき仕事」を黙々とする人は、エラい。

    5万件のリツイート、13万件の「いいね」を獲得した、以下のツイート。 育休を4ヶ月取得して感じたこと ・授乳以外は男性もできる ・子ども慣れしてないは甘え ・子育ては2人でやってちょうどいい ・名もなき家事多すぎ ・育児での凡ミスは死に直結 ・24時間、緊張状態が続く ・会話できる大人は命綱 ・職場の方が落ち着く ・仕事の方が楽 ・仕事の方が楽 ・仕事の方が楽 — 梅田悟司/『名もなき家事に名前をつけた』9/17発売! (@3104_umeda) April 11, 2019 ジョージア「世界は誰かの仕事でできている」や、タウンワーク「バイトするならタウンワーク」などのコピーで有名な、元電通の梅田悟司氏のツイートだ。 私も含めて、多くの方の共感を呼んだのだろう。 思い当たることだらけで、子育て、及び家事に関しての卓越した言語化だと感じる。 さて、その梅田氏が先日上梓された『名もなき家事に名

    「大して褒められもしない、名もなき仕事」を黙々とする人は、エラい。
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    kiriano 2019/09/24
  • 実は、やらない理由は「失敗が怖い」「やり方がわからない」ではなく「面倒くさい」ではないですか?

    ちょっと前のこと。 が、ホームベーカリーを前にして、ウンウン言っていた。 「どうしたの?」と聞くと、「今までとは違う小麦粉を買った。」という。 「なんで焼かないの?」と尋ねると、どうやら今までの小麦粉と膨らみ方が違うとで読んだので、躊躇しているという。 悩んでても結果がわかるものではないので、 「とりあえず、今までと同じやり方で焼いてみりゃいいじゃん。それ見て調節したら?」というと、 「うーん、でも……。」 と腰が重い。 たとえパン焼きであっても、新しい試みは、考えなければならないことが飛躍的に増える。 「まあ、面倒だよな……。」と思ったが、急かすことはないと思い、「がんばれ」と言ってその場を立ち去った。 * 別の日。 子供が、あさがおの観察日記を書いていた。 ところが、書き始めてしばらくして、固まってしまっている。 「どうしたの?」 と聞くと、「うまくかけない。失敗した」という。 色

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    kiriano 2019/09/12
  • いま、大流行の「副業」が、日本型雇用に風穴を開ける日

    副業で年間4000万円を稼いでいるという、motoさんのがベストセラーになっている。 【重版決定】おかげさまで『転職副業のかけ算』が重版となりました。初版は2万部を用意していましたが、大変多くの反響を頂いたため、発売7日目にして「1万部」の追加となりました。引き続き、皆さまからのご感想お待ちしてます。https://t.co/ajhOP2vvbr pic.twitter.com/2uTkmwl2KS — motoさん『転職副業のかけ算』発売1週間で3万部突破🔥 (@moto_recruit) August 16, 2019 一つのところにとどまっても、給料がなかなか上がらない状況では、「転職」あるいは「副業」で所得を上げたいという方が多いのだろう。 こうしたがベストセラーになっているのは、世相を反映していると言えそうだ。 ただ、実際に副業をやっている人がどの程度いるのか、といえば

    いま、大流行の「副業」が、日本型雇用に風穴を開ける日
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    kiriano 2019/08/27
  • 「マネージャー不要」という人いますけど、大抵の人はマネージャーが管理してくれないと仕事ができないんです。

    ホーム > 「マネージャー不要」という人いますけど、大抵の人はマネージャーが管理してくれないと仕事ができないんです。 こんな記事を拝読しました。 どう考えてもマネージャなんて不要だからそれで上手くいくなんて期待しない方がいい 色んなマネージャがいる。何をやる仕事だろうか?役に立ってる?要らないだろ?って話をまとめたい。 別段批判という訳ではないんですが、思ったことを書きます。 私はシステム関係の仕事をしておりますので、この話を「一般的なシステム開発におけるマネージャーの仕事」の話として解釈してみます。 数人から十数人程度のメンバーが、それぞれ細分化されたタスクを割り振られて、当該タスクの達成を日々のミッションとして働いている現場と、その現場をまとめているマネージャーを想定しましょう。 で、そのマネージャーが不要かどうか、と考えます。 web上で「マネージャー不要論」というものを目にする機会

    「マネージャー不要」という人いますけど、大抵の人はマネージャーが管理してくれないと仕事ができないんです。
    kiriano
    kiriano 2019/07/12
  • 今の子どもは道草をしない。その真の意味とは。

    いまどきの子どもは行儀が良い。 うちの子どもを見ていても、その友人達を見ていても、遠い街の見知らぬ子どもを見ていてもそう感じる。 もちろん子どもだから、多少の不備や不注意はある。 それでも高齢者には席を譲り、道路で出会った人には挨拶をし、道草をしないで登下校する。 そう、子どもが道草をしないのだ。 当直明けの平日が休みになった時、帰宅する私と学校に到着する子どもがすれ違うことがあるのだが、うちの子どもも含めて、子ども達はまっすぐ学校に向かっていく。 空想イメージ上のドイツ人のごとく、子ども達は時間に正確だ。 下校の時もそうで、学校から自宅まで、まっすぐに帰ってくる。 授業が終わって自宅に着くまでの所要時間はいつも同じだ。 通学路の途中には、子どもがよく遊ぶ公園や神社もあるけれども、それらに立ち寄って遅れることは無いという。 実際、下校時間にそのあたりを散策してみると、真っ直ぐに下校する子ど

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    kiriano 2019/07/10
  • 高島屋の店長に話を聞いたら、地方で着々と「人口減少社会への適応」が進んでいて、驚いた。

    つい先日、高崎高島屋の中川徹社長に話を聞くため、群馬県の高崎市に行ってきた。 彼は中高の同級生で、再会するのは20年以上ぶりだ。 中川さんは、高崎に配属される以前は、神奈川県横浜市にある、港南台店の店長に店舗史上最年少で抜擢され、構造改革に力を尽くしてきた、やり手である。(参考:「港南台モデル」を 高島屋港南台店・最年少店長) 旧交を温める中で、仕事の話も出る。 そこで中川さんから、3つほど、面白い話を聞いた。 1.高崎高島屋は、7年連続増収 百貨店の不振が報じられることが多いが、高崎高島屋は「地方都市」という条件ながら、7年連続で増収だ。 「百貨店不振」の常識から外れている。 これは「高崎市」が北関東地区における企業の主要拠点になっており、特に活力がある場所だからだ。 数字で見る高崎の都市力2018(1)人口編 ここのところ高崎市の躍進がめざましい。「高崎市が全国から注目されるようになっ

    高島屋の店長に話を聞いたら、地方で着々と「人口減少社会への適応」が進んでいて、驚いた。
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    kiriano 2019/07/05
  • 一度は「会社をやめたい」と言った社員を引き止め、できる社員に変えた上司の話。

    まっとうな上司であれば、一番聞きたくない部下からの一言は、 「会社辞めたいです」ではないだろうか。 言われた瞬間、血の気が引き、 「え、何で?」 と思う。 そして「俺のマネジメントが、悪かったのだろうか」 とか、「ずっと不満を抱えていたのだろうか」あるいは「もっと前兆に気づくべきだった」といった後悔が襲ってくる。 そして、大事な部下であれば 「引き留めようか」 「どのように接すべきか」 「説得できないか」 と言ったことを考えることだろう。 だが多くの場合、「辞めたいです」は、最後通牒である。 この一言を部下が発した時点で、もはや時すでに遅し、だ。 「辞めたい」と上司に告げることは、相応のリスクが有り、よほど思いつめていないとその言葉は出ない。 おそらく「会社がつまらない」「仕事嫌です」「他に行きたい」などのサインは、かなり前から出ていたはずで、引き止めるつもりなら、それを見落としたのはマネ

    一度は「会社をやめたい」と言った社員を引き止め、できる社員に変えた上司の話。
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    kiriano 2019/06/08
  • 他人へ「同情」や「共感」ができるだけで、コミュニケーション強者と言って良い。

    コミュ障を自認する人に「何がコミュニケーションを取る上で一番苦手?」と聞いたときのこと。 彼は「人の愚痴を聞くのがめちゃ苦手」と言った。 「なんで愚痴が苦手なんですか?」 「愚痴に付き合うのも、愚痴を言うのも、時間のムダだから。」 なかなかドライである。 「でも愚痴を言う人、身の回りにたくさんいるじゃないですか。全部無視するんですか?」 「もちろんそんなことはしない。一応、愚痴に付き合うのは礼儀だと思ってる。」 「おー。」 「でも、愚痴に対してアドバイスしたり、同情したりするのは全部ムダなので、やらない。」 「やっぱり、ムダですか。」 「ムダだね。」 「なんでムダだと思うのですか?」 「愚痴では、何一つ変わらないから。あと、アドバイスは求められてないし、同情は偽善。」 割り切りが凄い。 聞くと、彼が徹底して心がけていることは3つ。 「見ざる、聞かざる、言わざる」だ。 例えば、インターネット

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    kiriano 2019/05/15
  • 読書が苦手な人のための、実用的な本の読み方について。

    このメディアの名は、Books&Appsである。 だから、たまにはの話もしよう。 * 新人さんは特に、会社に入ると先輩や上司から、「を読め」と言われるのではないだろうか。 そんなわけで、最近、「読まないといけないと思うんだけど、が読めない」という方から相談を受けた。 聴くと、「できる」上司、先輩たちから、を読め、とつねづね言われているとのこと。 彼は困ったように 「読書、苦手なんですよね……。」という。 「なぜですか?」 「私、読むのが遅いんです。あと、そもそも何を読んだらいいか、よくわからないんです。」 「なるほど。」 「あと、先輩の進めてくるは難しすぎて……。最後まで読めたことがないです。」 うーん、気の毒である。 「読んではみたんですね?」 「まあ少しは。で、実はは断念しました。で、「マンガでわかる」というシリーズが結構あるじゃないですか。漫画なら読めるんで、あれで読んで

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    kiriano 2019/04/15
  • 中流かどうかは、年収ではなく精神性で決まる

    東大生は自分のことを貧乏だと思ってる 1000万円というのが金持ちの一つの基準で、それに足りないウチはやっぱり中流階級なんだと思った記憶がある。 僕は地方都市の郊外、人口5万人程度の町で生まれ育ち、小中高(駿)大と1年を除いてすべて公立で済ませてきた。 父母僕弟の四人家族で車は国産の普通車、家は駅から少し離れた3LDKのマンション、外は月に一度するかしないか、98円の卵のために朝からスーパーに出かけるような、至って普通の家庭だ。 中高時代はスーパーのフードコートでマックポーク1個だけで粘り、近所の友人とオタ話に花を咲かせた。高校は街中にあったので、放課後にラーメン屋に誘われることもあったが、月5000円の小遣いがラーメンに消えるのが惜しくて断ることが多かった。 冒頭リンク先のタイトルは「東大生は自分のことを貧乏だと思ってる」だが、裕福ではない東大生の生態についてより、中流家庭で育ったとす

    中流かどうかは、年収ではなく精神性で決まる
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    kiriano 2019/04/10
  • 基準を明確に示さないマネジャーは、存在している意味がない。

    品質管理のコンサルティングをしていた頃の話。 重要プロセスの一つに「協力会社の管理」があった。 協力会社の選定、評価、パフォーマンスの監視、再評価の4つについて、それぞれ基準を設けて、その基準に従って運用ルールを作り、それを実施する、という極めてシンプルなものだ。 したがって、我々は部門の責任者と担当者に、現在運用されている基準を最初に必ず確認していた。 ところが、中小企業はおろか、それなりに大きな企業であっても、この「基準」が個人の感覚に依存しているケースがとても多いことに驚いた。 例えば、現場責任者の課長にインタビューしても、こんな具合である。 「資料を見ると、R社に相当の仕事を外注されていますね。」 「そうです。」 「なぜ数ある会社の中から、R社を選定したのですか?」 「取引先の紹介です。評判が良かったので。」 ここまでは、まあ、普通である。 だが、詳細を聞いていくと、雲行きが怪しく

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    kiriano 2019/04/03
  • マネジャーになったら、「スキルの成長」から「人格の成長」に軸足を移さないと、行き詰まる。

    異動の時期である。 昇進し、マネジャーなどの管理職となった方も多いだろう。 管理職になると、組織の中枢として新しい仕事の仕方が求められるようになる。 裁量も報酬も大きくなり、「組織を動かす」やりがいを強く感じる人もいる。 だが、それにうまく適応できない人も多い。 「管理職がこれほど難しいとは思いませんでした」 「部下が思った以上に言うことを聞きません」 「コミュニケーションが大事だとわかっていても、時間が取れないです」 そんなふうに、管理職の難しさを語る人は数知れない。 しかし、いちメンバーであったときは様々な仕事をうまくできたはずの彼らがなぜ、管理職という仕事に「適応できない」ケースがこれほどまでに多いのだろう。 * 私は前職、管理職研修の講師を頻繁に行っていた。 私がやっていた中で、特に人気があった研修は、「新任」の管理職研修だ。 「具体的で」「すぐに使えて」「効果の高い」、管理職とし

    マネジャーになったら、「スキルの成長」から「人格の成長」に軸足を移さないと、行き詰まる。
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    kiriano 2019/03/28
  • 成果出してりゃいいんだろ、というマネジャーを、許してはいけない理由について。

    昔、営業チームの改革を行うため、ある中小企業を訪れた時のこと。 この会社は近年、営業チームの弱体化が課題となっており、競合企業にシェアを奪われつつあった。 また、離職率も高止まりし、収まる気配がない。 「パワハラがある」との訴えも、社内でチラホラ聞かれる。 商材にはまだ一日の長があるとはいえ、このまま放置して良い問題ではない。 経営者は、焦っていた。 * そこで経営者は、外部のコンサルタントに調査を依頼した。 営業チームの弱体化の原因は何か。 現状を打開するにはどうしたらよいかを明らかにしてほしい、と経営者は言った。 ヒアリング、調査を重ね、コンサルタントたちはいくつかの客観的な事実から、営業チームの弱体化には、いくつかの要因が考えられることを報告した。 例えば、以下のような事象である。 ・営業の力量が落ちてきている ・営業ツールの質が低い ・顧客の担当割り当てが、効率的ではない ・事務仕

    成果出してりゃいいんだろ、というマネジャーを、許してはいけない理由について。
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    kiriano 2019/03/25
  • 結局、「すぐ試す人」には、かなわない。

    私の周囲には「すぐ試す人」が結構いる。 「すぐ試す人」とはどんな人か。 例えば、私はKindle端末の愛好家だ。 その中でも特に、Paperwhiteという機種を愛用している。 発売当時、知人のひとりに 「軽いし、電池持ちが良いし、読みやすくて、しかもちょっと格好いい」と勧めた。 当然、ほとんどの人には「ふーん、好きなんだね。」と流される。 いつもの反応だ。 だが、その彼は「へー、そんなにいいなら、買ってみるわ。」と、その場でAmazonで購入してしまった。 私はあわてて 「いや、もっと用心しなよw」 と言ったのだが、 「使ってみないとわかんないから。」 と、全く躊躇しない。 彼は他にも、モバイルバッテリー、Apple watch、保護フィルム、イヤフォンなど、ありとあらゆるものを「すぐに試す」。 今では、大抵のガジェットのことなら、彼に聞けば使い勝手がわかるので、迷うときは彼に相談するこ

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    kiriano 2019/03/18
  • Googleの社員食堂に感じた、格差社会のリアル。

    つい先日、Googleランチに行ってきた。 Googleはオフィス内に3つの堂があり、その全てを無料で社員は利用する事ができる。そして社員に知り合いがいると、その堂を外部の人間も利用できるのだ。 <参考 Googleの社員堂行ってきた! – はらぺこグリズリーの料理ブログ > あの有名なGoogleの中に潜入できる!こんなワクワクする展開もそうはあるまい。 というわけでGoogle社員に聞いた色々な話を織り交ぜつつ、現代のグローバル企業の深淵に迫っていこう。 能力不足でクビになった人が1人もいないGoogle支社 六木ヒルズの43階にあるGoogle堂での光景は異様としかいいようがない。 雰囲気を一言で表せば、まるで外国の大学のカフェテリアのようである。 そこに並ぶのは「ホテルのビュッフェかい!」といいたくなるような色とりどりの品目。全部で20種類ぐらいはあったんじゃないだ

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    kiriano 2019/03/07
  • 仕事ができる人ほど、できない人に優しく振る舞うのは、マネジメントの定石。

    昔、ある会社の営業MTGで、忘れられないやりとりがあった。 少々詳しく描写すると、出席者は以下の通り。 ・役員(部長) ・リーダー ・メンバー 7名のメンバーの能力は各々、高、高、中、中、中、中、低。 二人ぐらい優秀な人物がいて、一人「できない人」が混ざっているイメージだ。 また、役員とリーダーは切れ者で、部下の報告の論理矛盾やダメな点にはすぐに気づく。 さて、こんな状況で来期の「営業計画」について、MTGが開催された。このMTGの議長はリーダーだ。 リーダーはテキパキと議事を進める。 来期の営業部の方針に始まり、具体的な目標設定、個人の役割など、メンバーへの指示も簡潔でわかりやすい。 ここまではなんの問題もなかった。 だが、今年一年を振り返っての営業報告が始まると、雰囲気が変わった。 無理もない。メンバーの一人ひとりが、自分の過去の実績と、これからの具体的行動を発表しているのだから、緊張

    仕事ができる人ほど、できない人に優しく振る舞うのは、マネジメントの定石。
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    kiriano 2019/02/26
  • 30代後半からは、意図的に「教えてもらう側」に回り続けないと、学びがどんどん下手になる。

    最近、知人に紹介されて、船釣りを始めた。 子供の頃、多少釣りをしたことがあったが、もう数十年も前の話だ。 現在は思想も道具もアップデートされており、要するに今の私は「シロート」。 そう言えば、漫画「はじめの一歩」の主人公の実家が釣り船屋だったな……とか思い出しつつ、海に釣りに行くようになった。 釣りはつらい この話をすると、「釣りって、楽しいですか?」と聞かれることがある。 回答は無論、「楽しい」なのだが、実はそれと同じくらいの割合で「つらい」も配合されている。 例えば今の時期、洋上はめちゃくちゃ寒い。 撒き餌を仕掛けに詰めるのも、手がかじかんで、めっぽう辛い。 日陰で何時間もじっとしていると、寒くて頭がおかしくなりそうになる。 揺れる船も問題だ。手元で紐を結ぶなどの、慣れない細かい作業をしていると、船酔いしそうになる。 休もうにも、逃げ場がない。目をつぶると、余計ひどくなるし。地獄。 ま

    30代後半からは、意図的に「教えてもらう側」に回り続けないと、学びがどんどん下手になる。
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    kiriano 2019/02/22
  • 労働者のパフォーマンスは「能力値」×「目標に向かって我慢できる値」で決まる

    少し前に大学の同級生とご飯をべ、かつての級友たちがどうなったかについて色々と情報交換を行った。 学生時代からとても興味があった事の1つに、学校の成績と就労後のパフォーマンスがどう比例するかというのがあった。 かつての秀才達は、今も出世頭なのだろうか?その答えはまだ卒後して数年しかたってはないが、意外とハッキリと出つつあった。 「そういえば、あのパチンコばっかり打ってた奴はどうしたん?」 「あー、あいつは今、救命救急センターでバリバリ働いているわ」 「んじゃ、学年トップクラスだったあの人はどんな感じよ?」 「・・・実はあいつ、いろいろあって心の病をやっちゃって、一回ドロップアウトしたんだ。風のうわさによると、今はフリーでアルバイト医として月に数日だけ働いているらしい。もったいないよね・・・あんなに頭よかったのに」 勉強ができるにも3つのパターンがある こんな感じで、いろいろな人を分析してい

    労働者のパフォーマンスは「能力値」×「目標に向かって我慢できる値」で決まる
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    kiriano 2019/02/20
  • 組織で「怠け者」と、みなされている人にこそ、改善のヒントが隠されている。

    キャッチなタイトルだが、このは「決めつけ」に関するエピソードを集めたものだ。 どういうことか。 例えば、「組織で「怠け者」と、みなされている人にこそ、改善のヒントが隠されている。」と述べたら、どう思うだろうか? 通常、「それはない」と思う方のほうが多いだろう。 「怠け者」とみなされている人物の存在は、一般的には問題であり、 「使えない」「やる気がない」などと言われてしまっていることもしばしばある。 しかしそれは「決めつけ」である。 別に彼らに気を遣っているわけではない。 当にそうなのだ。 「怠け者」が組織改善のキーになるときもある。 * ある会社の、営業ミーティングに出席していたときのことだ。 この日の話題は、「営業記録の精査」だった。 この会社では、営業は、日々の活動をシステムに入力しなければならない。 クライアントへ訪問したのか、電話したのか、メールを送ったのか、その内容は何だった

    組織で「怠け者」と、みなされている人にこそ、改善のヒントが隠されている。
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    kiriano 2019/02/13