オランダで、世界初となる「太陽光発電する道路」が開通してから約半年。道路は予想を上回る量の発電をしていることがわかりました。 太陽光発電する道路、通称ソーラロード(SolaRoad)は昨年11月、オランダの首都アムステルダムの北部に試験的に設置されました。太陽光発電パネルを強化ガラスで覆ったコンクリート製のモジュールからなる長さ230フィート(約70メートル)のソーラロードは、そのエコフレンドリーなイメージと自転車大国であるオランダの文化を反映して自転車専用道路に設置されました。 開通当初は16日間で140キロワット時の発電電力量にとどまっていたソーラロードですが、この半年の間に15万台の自転車がその上を通過し、3000キロワット時以上の電力量を生みだしたといいます。これは、単身世帯の1年分の電力量、または、電動スクーターで世界を2.5周できるだけの電力量にあたるそうです。 「年間換算する