絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:320 使用機材:LEICA Mモノクローム + ズミルックス M50mm F1.4 フード組込 70年代もそろそろ終わりを迎える頃、行きつけの機材店の棚に並んでいた小さなレンズに目が止まり、それを手に入れた日からぼくのライカレンズはスタートしました。そのころは散々写りが悪いと言われていたライツカナダ製の35mmズミルックスです、なぜそんなレンズを買ったのか今でははっきりとしませんが、ライツカナダからアサヒカメラへの回答に少しばかりのシンパシーを感じていたのかもしれません。 それからはしばらくこのレンズでなんでも撮っていました、そしてそれはレンズに夢中になるという初めての経験でもあったのです。確たるあてがるわけでもなく、ただ写真家への夢に支えられたハングリーな日々、そこで出会った一本のレンズ。いま振り返るとなんと幸せな日々
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