「土壁」提案事務所に決定 福智町の図書館設計業者 [福岡県] 2015年03月24日(最終更新 2015年03月24日 01時35分) 選定された設計業者が提案した福智町立図書館・歴史資料館のイメージ図写真を見る 福智町は23日、全国公募していた町立図書館・歴史資料館の設計業者が、東京都の「一級建築士事務所大西麻貴+百田有希/o+h」に決まったと発表した。地元の伝統工芸、上野焼にちなんで図書館の外壁に土を塗るなどとした斬新なアイデアが評価された。 選定された事務所は、基本コンセプトを「智と地をつなぐところ」と定め、施設愛称を「ふくちのち」とすることを提案。土壁づくりは住民が施工業者と一緒に作業し、建築段階から関わることで館への愛着を高める狙いという。子ども専用スペースの近くに親が相談し合える空間を設けるなど、子育て世代に優しい設計も評価された。 福岡市などの設計業者5社による公開審査を経て