図書館に民間活力検討、福岡市立１１か所 : 地域版 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

福岡市教委は２７日、分館を含めた市立図書館計１１か所の運営について、指定管理者など民間活力の導入を検討し、今年度中に方向性を決めると明らかにした。同日の市議会第２委員会で報告した。 市教委は、市民のニーズに応える図書館づくりを進めるため、今後１０年間の図書館の運営方針を示した「市総合図書館新ビジョン」を策定。その中で、働く世代に対応した開館時間の延長や来館が困難な人に向けた新たなサービス、電子メールでのレファレンス（資料相談）サービスなどを検討するとしており、運営形態については民間活力の導入も含めて検討するとしている。ただ、市民から寄せられた運営に関する意見では、９８件のうち６８件が直営を希望し、民間の運営を望むのは２件だった。 この日の委員会でも、委員からは「行政の施策と連動した企画展など直営ならではの図書館の魅力があり、民間の導入は慎重にやるべき」との意見が相次いだ。これに対し、市教委

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福岡市立図書館計11．「運営形態については民間活力の導入も含めて検討するとしている。ただ、市民から寄せられた運営に関する意見では、９８件のうち６８件が直営を希望し、民間の運営を望むのは２件だった」

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福岡市教委は２７日、分館を含めた市立図書館計１１か所の運営について、指定管理者など民間活力の導入を検討し、今年度中に方向性を決めると明らかにした。