京都大学総合博物館(京都市左京区吉田本町、TEL 075-753-3272)で4月25日、「京大日食展 コロナ百万度を超えて」が始まった。 今年、282年ぶりに金環日食が観測できることにちなんで行われる同展。古事記の天の岩屋戸の伝説や、平家を勝利に導いたと言われる水島合戦の金環日食について紹介する。併せて、「京にゆかりの宇宙科学者たち」と題し、太陽風を理論的に予知したユージン・パーカー博士らも取り上げる。博士は、稲盛財団が毎年授章する「京都賞」を2003年に受賞した。 同館では関連企画として3D映像の宇宙の中をナビゲーターと共に旅する「4次元デジタル宇宙シアター」を展開。講演会や5月21日には金環日食の観察会も実施する。 開催時間は9時30分~16時30分(入館は閉館30分前まで)。入館料は、一般=400円、高校・大学生=300円、小中学生=200円。月曜・火曜休館。5月20日まで。
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