増え続けるデジタル・アーカイブ。 何を見せればよいのか。どこを探せばよいのか。 混迷の中にいる制作者・利用者のために、積み重ねた知恵と実例。 Europeanaの起ち上げ、東寺百合文書のWEB公開、電子図書館、そして国立デジタルアーカイブセンター構想……。 新たな仕組みは、ここから生まれる。 序論 柳与志夫 第1部:アーカイブからデジタル・アーカイブへ 忘れ得ぬ日本列島 国立デジタルアーカイブセンター創設に向けて 影山幸一(アートプランナー) 「誰でも」とは誰か―デジタル・アーカイブのユーザを考える 江上敏哲(国際日本文化研究センター資料利用係長) デジタル・アーカイブの可能性と課題 古賀崇(天理大学総合教育研究センター図書館学准教授) アーカイブズからデジタルアーカイブズへ 秋田県デジタル・アーカイブの実践をとおして 山崎博樹(秋田県立図書館副館長) ◎インタビュー:「ナショナル・デジタ