コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Drupal」のセキュリティアップデートが公開された。複数の脆弱性を解消しており、開発チームでは最新版へのアップデートを強く推奨している。 今回公開した「Drupal 8.2.3」および「同7.52」は、CVEベースで4件の脆弱性へ対応したアップデート。 確認フォームにURLが挿入され、外部サイトへリダイレクトされるおそれがある脆弱性「CVE-2016-9451」を解消した。 また文字列の変換機能におけるサービス拒否の脆弱性「CVE-2016-9452」など、5段階中3番目に高い重要度「中(Moderately Critical)」の脆弱性2件を修正している。 さらに5段階中下から2番目にあたる「あまり重要ではない(Less Critical)」とされる脆弱性2件を修正した。開発チームでは、アップデートの内容を確認した上で、最新版へできるだけ