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  • 川平敏文『徒然草』: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 川平敏文さんの『徒然草 無常観を超えた魅力』(中公新書、2020年3月)が出た。「出た」というのは川平さんのブログ閑山子余録の紹介パターンだということは、川平ブログの読者ならわかっていただけるだろう。 副題を見れば、そして帯を見ればわかるように、中学・高校の教科書などで「無常観の文学」「隠者の文学」というイメージが定着している『徒然草』を川平流に読んで、『徒然草』の意外な魅力を提示しようとしたである。その試みはかなり成功していると思う。 『徒然草の十七世紀』(岩波書店)

    kitone
    kitone 2020/03/24
    “川平敏文さんの『徒然草 無常観を超えた魅力』(中公新書、2020年3月)が出た。”
  • 初の国際学会英語発表: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 お久しぶりです。 怒濤のように、いろいろなことがあった6月が終わり、不義理を重ねることを気にしつつ、7月1日に関空からバンコクに飛びました。 AAS-in-Asiaに参加し、パネル発表するためです。 AASとは Association for Asian Studies というアジア研究の国際組織であり、家はアメリカで、USAで毎年開かれています。2019年はデンバー、来年はボストンです。アジアでも開かれていて、それがAAS-in-Asiaです。今年はバンコク、来年は香

  • 「古典は本当に必要なのか」シンポの司会として: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 1月14日に明星大学で行われた標記シンポの模様は、Youtubeで公開されています。司会をしました。いろいろと考えるところがあり、総括をしたいと思っていましたが、いろいろなことが重なってなかなか書けないでいました。しかし、これ以上遅延するのも問題かなと思い、やや雑ですが、まとめてみたいと思います。 既に、ブログ等で貴重な「まとめ」やご意見がいくつも出ておりますが、主催者の方でまとめられるであろう報告書にフィードバックされることと思います。シンポ開催前から、非常に関心を集め

    kitone
    kitone 2019/01/21
    xiao-2さん言及されすぎ
  • リポート笠間 63号: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 ここ数年、日文学研究に関わる議論を引っ張ってきた存在ともいえる『リポート笠間』。その編集者岡田圭介さんによる最後の編集となるのが号である。私自身も、「近世文学研究のなかの「壁」」、「論争!」という特集号に声をかけていただき、感謝している。日文学研究者が今考えなければならないテーマを常に掲げ、一般の読者にも支持が広がっていたと思う。笠間書院も、岡田さんも、この蓄積を今後に是非活かしていただきたいと切に願う。 63号も充実している。「国際化・学際化」が第1特集。 どの文

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    kitone 2017/12/02
    岡田さん褒め。
  • 「みんなで翻刻」が好スタート! 「みんなで翻刻」が好スタート!: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 京都大学古地震研究会が10日にリリースしたWebアプリ「みんなで翻刻」が、スゴイことになっている。 これは地震史料の画像を公開し、そこにアクセスした方に翻刻をしてもらうというものだ。一定のルールに基づいて翻刻してもらい、史料としての利用を便利にしようというものである。初心者でも参加できるように、このWebアプリの中には、くずし字学習支援アプリのKuLAが組み込まれている。PCでKuLAを使いたいというご希望も、私のところに寄せられていたのだが、この問題もこれで解決だ。 約

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    kitone 2017/01/12
    UCLAでネタにしても > id:otani0083
  • 中野三敏先生の文化勲章ご受章: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 2016年10月28日、我が師、中野三敏先生(80歳)が、文化勲章を受章されたというニュースが飛び込んできた。おめでとうございます。弟子として、これほど嬉しいことはない。かなり興奮している。 昨年末、福岡市で、中野三敏先生の傘寿をお祝いする会が開かれた。川平敏文さん(彼も今年度の角川賞受賞!)の編集で、「雅俗小径」という記念文集がつくられ、この時先生に献呈された。私もその文集に拙文を寄せた。いま、祝意に代えてその文章をここに掲げる。 「時代の先をゆく中野先生/飯倉洋一」

  • 可能性としての古典籍(初日): 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 国文学研究資料館の大型プロジェクトに関わる、初めての国際研究集会が、日と明日、国文研で開催されている。今日は、オープンサイエンスに関わる九州大学名誉教授有川節夫先生の基調講演と、古典籍データベースをめぐる4つの報告、およびパネリストの方々の討論があったが、想像以上に面白かった。 有川先生の「古典籍共同研究とオープンアクセス」の講演。ちらっと九州弁らしきことばが出てきたと思ったが(「~しきらん」)。 オープンサイエンス、シチズンサイエンスという概念で、古典籍データベースの

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    kitone 2015/08/01
    国文研の研究集会のレポ。有川先生「古典籍共同研究とオープンサイエンス」など。
  • 「和本リテラシーニューズ」創刊: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 日近世文学会編集の『和リテラシーニューズ』第1号が刊行される。日近世文学会では数年前から、和リテラシー普及活動にとりくんでいる。その一環として、このたびニューズレターを発刊した。 学会員には、近く『近世文藝』に同封して郵送される。無料配布物なので、買うことはできない。しかるべきところに配布されるが、興味のある方は、私か下記メンバーがいくらか配布分を持っているので聞いてみてください。 A5判、カラー全16頁。 表紙には、 「あらゆる領域のヒントが詰まっている古典籍(

    kitone
    kitone 2015/07/29
    しみまる気になる
  • 雅俗繚乱―中野三敏江戸学コレクションの世界―: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 九州大学在学時代、どういうジャンルの演習であれ、調べていくうちに、このが原で見たいというのがあり、そんなとき中野三敏先生にお伺いすると、「それは僕のところにある」というお答えがかえって来るのが常であった(原のみならず、研究書でもそうであった)。 先生のご蔵書の多くが、九州大学に寄贈され、「雅俗文庫」と銘打たれて、整理が進み、このたび格的な展示が九州大学図書館で行われることとなった。川平敏文さんをはじめとする関係者のご尽力に敬意を表する。 展示期間は短いので、お近く

  • 国際シンポジウム「歴史的典籍画像の30万点Web公開と国際共同研究」: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 〈日研究の新地平〉「歴史的典籍画像の30万点Web公開と国際共同研究」という国際シンポジウムを開催いたします。 国文学研究資料館では、『国書総目録』に掲載される約50万点の典籍のうち30万点の画像を公開するという、壮大なプロジェクトが始まっています。このプロジェクトは人文社会科学分野として初めての大規模学術フロンティア事業として位置づけられています。現在、国会図書館や早稲田大学を初めとして、古典籍の画像のWEB公開が進みつつありますが、国文研の計画はその総量が飛び抜けて

    kitone
    kitone 2015/01/14
    気になる。
  • 江戸時代の本の価格: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 鈴木俊幸氏が、またすごいことをやった。科学研究費補助金基盤研究(C)「日近世を中心とする書籍類の流通と価格についての研究」(平成20~24年度)の成果報告として配布されたCD『近世日における書籍の価格』である。その中身は、近世初期の書籍目録のうち、価格の記載のある天和元年版『書籍目録大全』と元禄九年版『増益 書籍目録大全』における価格のデータ化。そして、鈴木さんが目にしたありとあらゆる史料の中から、書籍の価格についてのデータを採取したものである。その史料の数130ほど

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