株式会社長谷工コーポレーションより2021年に寄附を受けた「湯川秀樹博士旧宅」(京都市左京区)について、設計・工事監理を安藤忠雄建築研究所、施工を長谷工コーポレーショングループにて整備し、改めて本学に寄贈いただきました。このたび、改修が終了したことを記念して、2024年5月17日に竣工式を挙行しました。 続いて、寄附および工事完成について記者会見を行いました。会見では湊長博 総長から、湯川博士が愛した庭や、国内外の識者が集い交流・議論がなされた空間がいきいきと蘇った旧宅を、京都大学として後世に繋ぐことができ、長谷工コーポレーションや安藤忠雄氏、湯川博士のご親族の深いご理解とご支援に対して、改めてお礼が述べられました。 施設名称は湯川博士が好まれた文字を冠し「下鴨休影荘(しもがもきゅうえいそう)」としました。晩年の湯川博士の私生活に触れられる希少価値と、安藤建築としての高い魅力を兼ね備えた、
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