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ブックマーク / wedge.ismedia.jp (9)

  • 大学生のIDから日本の知財がダダ漏れのヤバい事態

    JCASTニュースが2月15日に「早大、ネット授業の複数同時視聴で『約100人不合格』が波紋 商学部『不正受講は事実と認識』」と報じたことに対して、ネット上で話題となっている。オンデマンド授業を複数のタブや複数のPCで同時再生する方法で、学生の間では、「複窓」と呼ばれている方法だ。短時間で単位を取得できると多くの学生がやっているのだが、早稲田大学では、「複窓」は出席扱いにせず、単位取得要件が満たされていないとの理由で、成績評価を単位不認定のFランクにしたというものだ。 早稲田大学のネット授業は「Moodle」という無料のオープンソースの学習プラットフォームが使用されている。問題は、この学習プラットフォームに同時再生を禁止する機能がないということだ。同じアカウントで、幾つでも実行できる仕組みは、わざわざ「排他制御」という仕組みを作り込む必要があることから、「排他制御」が行われていないシステム

    大学生のIDから日本の知財がダダ漏れのヤバい事態
    kitone
    kitone 2022/03/05
    p.1は記述が雑で誤解を招く。IdPでの多要素認証はおっしゃるとおり(だが、それは大学側の話)。排他制御は複数データベースの同時並行利用ができなくなる利便性の低下からナシだろうなあ。
  • 日本語が縦書きから横書きになるまで(前篇)

    ビジネス文書や雑誌で、当然のように使われる日語の横書き表記だが、 どのような経緯で現在の形に定着したのかは手付かずの研究分野だった。 日語学者の屋名池誠教授は、日語の縦書き・横書きと、 日文化・社会とが影響しあう関係について研究している。 高井ジロル(以下、●印) 先生は、日語が縦書きから横書きに変化してきた経緯を、近代以降に発行された新聞や雑誌などの表記をくまなく調べることで明らかにしてきたんですよね。 屋名池 誠(以下、「——」) 日語のように縦書きも横書きもできる言語というのは、実は非常に珍しいんですよ。 私は、文字についての方向を「文字列展開方向」と「文字列配置方向」に分けて考えています。字の正面向きに対して垂直方向に進んでいけば、縦書き。正面に対して水平方向に進んでいけば、横書き。これが文字列展開方向。一方、画面に対してどう文字列が置かれているのかをいうのが、文字列

    日本語が縦書きから横書きになるまで(前篇)
    kitone
    kitone 2020/08/15
    "我々の言語というのは、音が時間的に一列に並んでできているんです。これを線条性といいます。いっぺんにいろいろな情報を伝達できないことは本来デメリットのはずですが、我々の言語はこの線条性を逆手にとって"
  • 日本語が縦書きから横書きになるまで(後篇)

    ビジネス文書や雑誌で、当然のように使われる日語の横書き表記だが、 どのような経緯で現在の形に定着したのかは手付かずの研究分野だった。 日語学者の屋名池誠教授は、日語の縦書き・横書きと、 日文化・社会とが影響しあう関係について研究している。 ※前篇はこちら 高井ジロル(以下、●印) 先生は小さいときから文字が好きだったんですか。 屋名池 誠(以下、「——」) そんなことはないですね。文字の研究者には文字好きが多いですが、私は並外れて好きなわけじゃない。一つ一つの文字じゃなくて、システムとしての文字に興味があるんです。もともと文法を研究していたことが影響したんでしょうね。文法もシステムですから。 書字方向の研究で調べた資料は、個人のコレクションが公の機関に寄贈されたものが多いんですが、なんでこんなものを集めたのかなぁと不思議に思っていました。だんだんわかってきたのは、コレクターという

    日本語が縦書きから横書きになるまで(後篇)
    kitone
    kitone 2020/08/15
    "ヒエログラフは縦書きも横書きもできたし、行移りもどちらでもいけたんですよ。"
  • 九州の「小京都」に中国人観光客が魅せられる理由

    「ねぇ、ここで写真撮りましょうよ!」 「うわ~、ステキな景色ね」 そんな声が聞こえてくるのは、有名な観光地でもなければ、煌びやかなイルミネーションの前でもない。 ここは福岡県朝倉市秋月という、人口が1000人を割るほどの小さな城下町だ。福岡空港から車で約1時間。電車の路線が通っているわけでもない不便な田舎町だが、ここには今、福岡港にクルーズ船でやってくる中国人観光客が大型バスで乗り入れるようになったのだ。私が取材で訪れたのは午前10時過ぎ。早朝、クルーズ船を下りてやってきた観光客が風情ある民家の玄関前で記念撮影しているところに出くわした。 実はここ数年、秋月はクルーズ船だけでなく、中国人や欧米人など外国人富裕層などにも人気のスポットとして、知る人ぞ知る存在となっている。「筑前の小京都」と呼ばれる一帯には歴史のある武家屋敷や木造の民家が立ち並び、美しい川が流れ、春には桜並木、秋には見事な紅葉

    九州の「小京都」に中国人観光客が魅せられる理由
    kitone
    kitone 2017/12/19
    “2002年に来日し、九州大学大学院に進学した。”/秋月かあ
  • 香港ミステリーの超ヒット作『13・67』はこうして書かれた

    香港発の格警察ミステリー、陳浩基(サイモン・チェン)著の『13・67』は、今年9月の発売後、大きな反響を呼び、版を重ねて発行部数はすでに3万部に達している。年末恒例の「週刊文春ミステリーベスト10」と、「格ミステリ・ベスト10」の海外編で1位という二重の栄誉にも輝いた。日では馴染みがなかった華文ミステリーへの認知度を一気に引き上げる予想外のヒットとなっており、出版界の注目を集めている。 『13・67』がヒットした理由 書は、香港という中国問題の最先端とも言える土地における政治や社会問題を巧みに織り交ぜながら、作のタイトルの由来ともなっている2013年から1967年までさかのぼっていく逆年代記方式の6編による構成である。 主役は香港警察きっての伝説的敏腕刑事、クワンと、その弟子ロー。6編とはいっても、それぞれ短編というよりは一冊のになってもいいほどの分量と読み応えを備えており、読

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    kitone
    kitone 2017/12/19
    "現実を描けばロジックができます、なぜなら現実がロジックそのものだからです"
  • 靖国参拝を米国が許容できない理由

    安倍総理が昨年12月26日に靖国神社に参拝して以降、フェイスブックなどのソーシャルネットワークサイトやその他のメディアでは「安倍総理の靖国神社参拝に対するアメリカの反応」に注目が集まっている。米国政府は参拝当日に、アメリカ大使館が参拝に「失望」を表明する声明を出すという異例の対応をしたが、この声明を巡り、アメリカ大使館のウェブサイトが「炎上」する事態にまで発展しているという日の報道も見た。しかし、おおむね日では「アメリカ政府はそんなに腹を立ててはいない」「日米関係にはあまり影響はないだろう」という楽観的な雰囲気のようだ。 ワシントンで生活している身としては、大いなる違和感を感じる。ワシントンでアジア政策に何らかの関わりを持っている人たちの間では、今回の総理による靖国参拝は大問題として認識されており、安倍総理を見る目は格段に厳しくなっているからだ。ちなみに、前掲のアメリカ大使館が出した声

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    kitone
    kitone 2014/01/20
  • 梅花の下でよみがえる平安絵巻

    kitone
    kitone 2013/02/28
  • ハローワークを大学に置くのは効果があるのか

    政府が6月にまとめる若者雇用戦略の柱として、ハローワークを500の大学内に設置するという。その他の対策として、「就職体験のために自治体、学校、労使が協力する」「職業教育の充実」などが挙げられている(5月13日、日経済新聞)。 就職体験はすでに行われているし、職業教育もすでにしている。ハローワークを除いてはあまり目新しさがないが、大学にハローワークは効果があるだろうか。 大卒の採用は
伸びていた その前に、大卒の若者の就職状況を整理しておこう。右の図は、大学進学率と就職率、大学進学率と就職率を掛けたものを示している。大学進学率を長期にわたって見ると、1960年代まで人口の10%程度しか大学に行けなかった。大学に進学させるのは、貧しい時代には大変なことだったのだ。70年代、豊かになるにつれて進学率が高まるが、それも70年代末には頭打ちになる。 その後、90年代以降、進学率が再び上昇する。70

    ハローワークを大学に置くのは効果があるのか
    kitone
    kitone 2012/07/30
  • 米シンクタンクの「旬」は中国研究 日米関係の「解説者」失うリスク

    ワシントンのシンクタンクは移り変わりが激しい世界だ。その時々に米政府が何に関心を持っているかで、シンクタンクのリサーチにも流行り廃れが生まれる。その典型的な例が中東情勢だろう。中東情勢は、2001年9月11日のアル・カーイダによるテロ事件が起こるまで、アラビアやヘブライ語、ペルシャ語など地域の言語を操る限られた専門家の間でのみ議論されることが多かった。だがテロ事件以降、一気に「旬」なトピックになった。対して、ヨーロッパ研究への関心は、ソ連崩壊後、急速にNATOが拡大した1990年代以降、低下している。ラテン・アメリカ研究やアフリカ研究も、米国が関心を持つような大事件が起きれば注目されるが、基的には「旬」になりにくい分野である。 ここ数年の「旬」は中国研究 アジアに目を移すと、ここ数年の「旬」はなんと言っても中国研究や米中関係の研究だろう。 国内問題だけでも、増え続ける人口、成長を続ける経

    米シンクタンクの「旬」は中国研究 日米関係の「解説者」失うリスク
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