CA1787 – 『カレントアウェアネス』の10年: レビュー誌への道:課題、そして展望 / 村上泰子 カレントアウェアネス・ポータルのいまを“刻む”:情報収集活動と未来へのアイデア関西館図書館協力課:依田紀久(よだ のりひさ) 関西館図書館協力課:林 豊(はやし ゆたか) 関西館図書館協力課:菊池信彦(きくち のぶひこ) はじめに 国立国会図書館(NDL)関西館の設立から10年。東京に置かれていた図書館研究所から関西館に新設された図書館協力課に引き継がれた『カレントアウェアネス(CA)』の編集業務(1)はその間に大きく様変わりし、「カレントアウェアネス・ポータル(CAポータル)」という情報ポータルサイトへと発展した。 本稿では、その成長を振り返りつつ現在のコンテンツの構成を説明する。その上で、CAポータルに掲載されるすべてのコンテンツの土台となっている「カレントアウェアネス-R(CA-