今日は日本の天皇杯で大分と千葉が主力を温存し日本サッカー協会から処分を受けるかもしれなかった問題について。 主催者の日本サッカー協会からすると、「2軍で戦われたら注目度が落ち大会の士気、興行成績が落ちるではないか!」という気持ちがあると思います。今回の件では一時は該当クラブの大会への出場件剥奪も検討されたようです。 出場権剥奪というのはあまりにも厳しすぎますが、主催者の心情は理解できます。 しかし現実的に考えると過密日程の現状で、協会がクラブへの処分を見送ったのも妥当です。 カップ戦への重要度、伝統が生きているイングランドでFAカップとカーリングカップという2つのトーナメント戦がリーグ戦と共存しているのは世界的に見ても例外であり、リーグ戦とクラブの国際試合(欧州のCL、UEFAカップ、アジアのACL)の試合数が増えるほど日程面で選手への負担が増え、カップ戦(トーナメント戦)の重要度が落ちる