今チャンピオンを毎週読む度に、ベスト3くらいの勢いで楽しみにしている『名探偵マーニー』。 ほかはほら、『バチバチ』とか『囚人リク』とか。『空が灰色だから』は楽しみというより、毎週の予防接種。 一言で言うと探偵マンガ。 でも「推理作品」に含めるかというと……含めるんだけど、突飛すぎて含めづらい! ロイド探偵事務所の一人娘マーニー。 ぼさぼさ髪の毛で考え始めると夢中になってしまう彼女もまた、私立探偵をやっています。 ちなみに部隊はガチ日本です。 でだ。普通ならマンガ的にはここで、彼女がすごい推理力の持ち主とか、特殊な能力を持っているとか、になるんですが。違う。 じゃあ推理小説の名作のように、見事なトリックで内容を描いているか、というと、半分はあってる。確かに見事。 でもこのマンガの本質はマーニーがどうだとか、事件の結果がどうだとかじゃないです。 人間って変だよって話なんです。 4話で明らかにな