ビジネス分野にも確実に浸透しているプログラミング言語Ruby。その作者まつもとゆきひろ氏が理事長を務めるRubyアソシエーションが,Rubyエンジニアの育成とRubyの普及を目的として実施しているのが「Ruby技術者認定試験」である。 今回の「Ruby検定」は,本番のRuby技術者認定試験を作成している伊藤忠テクノソリューションズとCTCテクノロジーが問題を作成,Rubyアソシエーションが監修した。実際の試験に限りなく近いものだ。 それゆえに問題も難しく,多くの受検者にとって歯ごたえのあるものだったようだ。平均点は41.9点。展示会場での受検に限ると31.2点だった。 正答率が特に低かったのは問題7で17.6%。次に低かったのは問題4で26.3%だった。