21世紀になってから10年になろうとしていますが、20世紀にはいくつか大きなバブルがありました。 具体的には、1920年代アメリカの株式バブル、1980年代の日本の株式・不動産バブル、世紀末のインターネットバブルなどがありますが、20世紀最大のバブルは何でしょうか? 「最大」の理由は、その期間の長さ、関係した人数の多さなどです。20世紀のほとんどの期間にわたり、世界が二つに分かれて対立していました。 世界にはまだ共産主義を標榜している国はありますが、実質的にはソビエト連邦の崩壊とともに、共産主義バブルははじけたと考えてもよいと思います。 共産主義はバブルがはじけるまで、本来創り出す価値よりも過大に評価されていたということです。バブルがはじけたのは、実際に期待されていたほどの価値を創り出していなかったからでしょう。 先日、バブルの先見性という記事を書きましたが、バブルに先見性があるとすると、
誰でもそうですが、生きていると毎日のようにいやなことが起こります。 いやなことは小さなことから大きなことまでいろいろとありますが、否定的な感情が起きるという意味においては同じです。 このような場合には、人によってさまざまな解消方法があると思います。 いやなことがあったことを他の人に話したり、お酒やカラオケで発散したりという方法もあるでしょうし、原因となった人に怒りをぶつけたりなどということも人によってはあるかもしれません。 ここで言いたいのは、否定的な気持ちをじっくりと味わうということについてです。味わうということは意識することと言い換えられます。意識することの利点は、否定的な気持ちが無意識化されないことです。 別の方法で発散するということは、大なり小なり無意識化するということです。意識化されないと楽なように思われますが、わけもなくイライラが生じたりする原因となるので、意識化されないことが
「メメント・モリ」とは「死を忘れるな」という意味のラテン語で、中世のヨーロッパでよく使われた警句です。 もしも今、あと1ヶ月しか生きることができないと知らされたら、何をするでしょうか? 友人や家族には会えるだけの時間できるだけ会うでしょうし、好意を抱いていてもまだ想いを十分に伝えることができていない異性がいるとすると、積極的に思いを伝えようとすることでしょう。 いずれにしろ、「いま」という時間の濃度が上がることはたしかです。会う人一人一人がいとおしく感じられ、自然の景色は美しく感じられることでしょう。ふだんは目にもとまらない存在である道ばたの名もない花にすら、その存在に対して感動するかもしれません。 寿命が1ヶ月しかないという話は極端ですが、少しでも死を意識することが、生の密度を濃厚にすることに納得できる方は多いと思います。 死を意識すると日々の瞬間が充実します。もともと人間のまわりには数
投資では、「当たり屋につけ」、「曲がり屋に向かえ」という格言があります。この両者は対になる格言です。 「当たり屋につけ」とは、相場に勝ち続けている人と同じポジションを取る方がよいということであり、「曲がり屋に向かえ」とは、逆に負け続けている人とは逆のポジションを取った方がよいという意味です。 相場に参加する人のうち8〜9割は負けていると言われます。自然な人間の心理にしたがって売買を行うほど、負けの可能性が大きくなります。 参加者の多くが楽観的で、安心して買える雰囲気が蔓延してるときは上昇トレンドの終わりに近い高値圏のことが多く、とても買えない悲観に満ちているときは下降トレンドの終わり、言い換えると上昇トレンドの始まりか、底値圏の横ばいの始まりです。 今回の下落相場において、日経平均が8000円を切ったくらいから、十分に安くなったと思いいくつかの銘柄を買いました。ところが、さらに相場は下落を
ビジネス、投資、経済、自己啓発、恋愛本などの書評、ビジネスホテル経営、人間について不定期に書き綴ります。 坂口 菊恵著 2009年4月22日発行 1785円(税込) ナンパを科学する ヒトのふたつの性戦略 著者:坂口 菊恵 販売元:東京書籍 発売日:2009-04-17 クチコミを見る 五つ星をつけていますが、本書のタイトルからナンパの具体的なノウハウを期待してしまうと、評価は下がると思います。五つ星の評価は、ヒトの性行動の学術的な研究に著者のオリジナルな研究結果を含んだ総説の本としてです。 著者は大学で研究されている方で、本書も学問的な意味で充実している本です。巻末に400を超える引用文献のリストがありますが、ほとんどが英文の論文となっています。本書の目次は以下の通りです。 女性にスキがあるの? ふたつの性戦略 ナンパ相手の選び方 悪い男がモテるわけ 芸能人は離婚が多い? 環境に応答
ビジネス、投資、経済、自己啓発、恋愛本などの書評、ビジネスホテル経営、人間について不定期に書き綴ります。 安田 佳生著 2009年4月20日発行 1260円(税込) 検索は、するな。 著者:安田 佳生 販売元:サンマーク出版 発売日:2009-04-13 クチコミを見る 著者名で手に取ってしまう本です。著者はリクルートを経て独立された方で、過去に何冊かのベストセラーがあります。短いタイトルに読点、句点両方が含まれているのがまず目につきます。 「検索は、するな。」ということですが、これは自分の頭でとことん考え抜くことを、最近のキーワードを使って表現したものです。章のタイトルからもそのことがよくわかります。 すべては脳みそから始まる 自分の頭で考える 温泉はいらない、マグマが出るまで掘れ 伝える極意 感じるセンス 「好き」が決める、世界の行方 本書の対象は、20代から30代のビジネスマンで
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