昨年末「『韓国に親しみ』26%(過去)最低」という見出しの記事(12月21日付朝刊)を目にして、学生のころから韓国に関心を持ってきた私は、残念だが仕方ないとも思った。この統計は内閣府の「外交に関する世論調査」。韓国に「親しみを感じる」と答えた人は前年から12・7ポイント減の26・7%で、「親しみを感じない」は71・5%で過去最多となった。一昨年10月のいわゆる徴用工判決以降、日韓関係は「過去最悪」といわれ続けているのだ。 ところが、昨年末、大阪生野コリアタウン(大阪市生野区)を取材で訪ねると日本人の中高生らでにぎわい、韓国人の若い店員も多く働いていた。地元の人に聞くと、カフェなど新しい店も増え、空き店舗が出ればすぐに埋まるという。若い世代にとってコリアタウンは遊びに行く場所として定着しているようだ。取材中の記者の横を「日韓関係が悪いってニュースで言ってたけど、ぜんぜん感じないね」と女子大生
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