イオングループの一部店舗で、従業員の笑顔や声量を分析し、リアルタイムでフィードバックするAI端末「スマイルくん」が7月から導入される。店舗での実証実験では、店頭での顧客の笑顔と挨拶の実施率が約1.6倍に向上したという。 「スマイルくん」はInstaVRが開発したエッジAI端末。 スマイルくんに向かってあいさつすると、450以上の顔の特徴点を判別して100段階でスコアリングし、声量、滑舌、調子(音程)もリアルタイムに分析。笑顔・発声の完成度を評価する。 笑顔・発声の評価に応じて経験値を得ることができ、一定の経験値を得るとレベルが上がるほか、レベルに合わせて難易度やバリエーションが変化するゲーム要素も含んでいる。 各従業員の成長を時系列で把握したり、店舗間・売場間でのパフォーマンスを比べたり、レベル上位者への表彰などを行うことも可能という。 導入対象は、イオン・イオンスタイルの北陸信越、関東、