iOS 8では、プライバシ保護のため無線LANアクセスポイントに接続するたびにそのMACアドレスをランダムなものに変更する機能が導入される予定だが、この変更のために「MACアドレスを使って小売店舗に来店したユーザーの統計情報を集める」というサービスを提供していたベンチャー企業「Nomi」のビジネスが成り立たなくなるという話が出ている(iPhone Mania、Cult of Mac、WirelessWireNews、TechTargetジャパン)。 Nomiは来店客数や客の店舗内への滞在時間、来店頻度といった情報を集めるサービスを提供しているという。データは店舗に設置したビデオカメラを使って集めていたほか、iPhoneが近隣の無線LANネットワークを探索する際に送信するMACアドレスを記録し、それを使って再来店者数をカウントしていたそうだ。 この影響はNomi以外の企業にも広がっているそう