和歌山電鉄貴志駅(和歌山県紀の川市)で活躍するネコのスーパー駅長「たま」をデザインした電車が、来春から同市と和歌山市を結ぶ貴志川線を走ることになり、同電鉄が18日、デザイン画を発表した。 デザイン画には、駅長スタイルのおすまし顔や寝ころんだり駆け回ったりするたまの姿が白い車体に描かれている。デザイナーの水戸岡鋭治さん(61)が、同電鉄に導入されているイチゴ柄の「いちご電車」や、おもちゃの自販機がある「おもちゃ電車」に続き、デザインを担当した。 既存の車体を使い、改装費は約3500万円。同電鉄は改装費に協力するサポーターを募集している。1口1000円で10口以上申し込むと電車内の記念プレートに名前が掲示される。来年1月末まで。問い合わせは同電鉄((電)073・478・0110)。