「どうせ反対したって強行採決されちゃうんでしょ?」という気持ちはよくわかりますが、「どうせ死ぬんだから生きててもしょうがない」なんて思いませんよね。 同じことです。 しかも、反対にも色々なニュアンスがあって、それがこの先無駄になるということは確定していません。 人が「それはいかがなものか?」と実感して、肉体を動かして訴えた時、それは雲散霧消しません。 なぜならば、その後も、私たちには「言葉」があるからです。 「あの時反対したが、ま・た・反対する」と言うための手段があるからです。 まだ今のうちは。 どうせ強行採決されちゃう「のに」ではなく、どうせ強行採決される「から」、あるいは「けれど」、だからと言って「黙り込む理由」もありません。 反対した。 強く反対した。 弱めに反対した。 一生懸命に反対した。 性格に引きずられじんわりと反対した。 静かだが持続性の長い高いカロリーで反対した。 それほど