2010年新卒から、「ゆとり教育世代」が社会人デビューをする。厳密な意味での「ゆとり教育世代」ではなくても、最近の若手社員は「ゆとり社員」と呼ばれることもあり「これまでの世代とは価値観も行動パターンが違う」などと評され、中間管理職を中心に対応に悩んでいる人も多いという(この手の話はいつの時代も言われることだが…)。 そんな中、元リクルート社員で現在、教育研修を担う企業「ウィル・シード」に勤めている社員が書いた「ゆとり社員」対策のマニュアル本『ゆとり社員の処方せん』(池谷聡・著 朝日新聞出版)が登場した。 この本ではまず、「オフィスにかかってきた電話を取らない」「クライアントにドタキャンメールで大失敗」「何でも教えてくれるグーグルが先生」「成長できないと感じるとすぐやめる」「会社より個性優先で仕事をさぼる」など、「ゆとり社員」の困った行動パターン、実例などを紹介している。「いるいる!」「