JTBグループの調査・研究機関であるJIC旅の販促研究所はこのほど、1964年〜2006年に発表された旅行に関するキャッチコピー1,000本の中からアンケートで選ばれたBEST10を発表した。総合ベスト1位に輝いたのは「世界遺産の旧市街 そこは『魅惑の迷宮』」(阪神航空、2000年)。併せて、彩流社はアンケート結果をまとめた『キャッチコピーに見る「旅」』(税別1,900円)を発刊した。 今回の調査は、海外旅行が自由化された1964年から43年間で新聞に掲載された旅行に関する広告コピーを"旅に行きたくなる"という観点で年代順に選んだ1、000本を、さらに100本に絞った上で旅行者を対象にアンケートを実施した。そして総合ベスト10、「未婚OL」や「男性団塊世代」などクラスター別のベスト10を決定した。 総合ベスト1位に輝いた阪神航空のキャッチコピーは「旅の旅情を喚起するフレーズが入り、どの世代