不正な証明書はコンテンツ偽装や通信に割り込む中間者攻撃などに利用される恐れがあるとされ、GoogleやMicrosoft、Mozillaは問題の証明書を失効させる措置を講じた。 米Googleは3月23日、複数のGoogleドメイン用に不正なデジタル証明書が発行されていたことが分かり、問題の証明書を失効させたと発表した。不正な証明書はコンテンツ偽装や通信に割り込む中間者攻撃などに利用される恐れがあるとされ、Googleから連絡を受けたMicrosoftやMozillaも同様の措置を講じている。 各社の説明によると、問題の証明書はMCS Holdingsという下位認証局を通じて発行されていた。MCS Holdingsは、信頼できるルート認証局である中国のChina Internet Network Information Center (CNNIC)の下位にある認証局で、CNNICもMCS