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2009年3月26日のブックマーク (2件)

  • 株式信仰の崩壊 FT大型連載 資本主義の未来 JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2009年3月25日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 米国の深夜番組のコメディアン、ジョン・スチュワート氏は、テレビ株式評論家ジム・クレイマー氏とのインタビューで、こう言った。「75歳の私の母は、長期投資こそが正しい選択だという考えを信じ込んだ。で、結局どうなったと思いますか?」 「うまくいかなかったんですね」とクレイマー氏。 今月、スチュワート氏が番組のゲストのクレイマー氏に恥をかかせた、今やすっかり有名になったこのインタビューは、米国文化歴史にその名を刻んだ。スチュワート氏は、株を信じろと言われて育ち、その信仰が間違っていたことに裏切られたと感じている多くの米国人の心情をはっきり代弁したからだ。 こうした信仰の喪失は、個人投資家を超えて広がっている。株価暴落を受け、プロの投資家や学者も近代金融の論理基盤を疑うことを余儀なくされた。投資業界の最も基的な仮説と、業界が顧客に

  • 投資の名著の意外な誤り : 山崎流マネーここに注目 : トレンド : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    ある雑誌の取材で「投資の名著を5冊あげてほしい」というリクエストがあった。筆頭にあげたのが、バートン・マルキールの名著「ウォール街のランダム・ウォーカー」(井出正介訳、日経済新聞社)だった。 このの原書の初版は1973年で、以後、着々と版を重ねており、累計ではとうの昔にミリオンセラーになっている。筆者は、1980年代に原書の第4版を読んだのが最初だった。投資に関する理論的な知識と、アメリカの株式市場の歴史が、専門的な予備知識なしに分かりやすく読める上質な読み物であり、投資に興味を持つ人なら誰にでも勧めることができる。現在の翻訳は原書の第9版(2007年)がベースになっており、この版では、行動ファイナンスの説明が入るなど、新しい要素が加わっている。過去の原書、あるいは翻訳を読んだことのある方にも再読をお勧めする。 ETF(上場投資信託)を含むインデックス・ファンドに投資することを好み、傾