表「必要な学習時間数」 この数字は全て概算です。上達には集中度、母国語の運用能力、研修内容の優劣など、多くの要因に左右されます。この表で、目標スコア到達にどれくらい時間がかかるかを、現実的なレベルで把握できるはずです。もしそれが分かれば、多くの場合学習意欲低下の原因となる、現実離れした期待を抱かなくなります。従って、今度書店で『たった20日間でペラペラ英会話』の類を目にしても、これは単に誇張である以上に、あり得ない話であることが分かるでしょう。 TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)は、社員の英語力測定の手段として、おそらく最も費用効果が高く、利用しやすいものです。この理由から、日本では現在約2,400社の企業が採用しています。開発したのはETS(エデュケーショナル・テスティング・サービス)で、同社はGMATも開発しています。スコアは10点から990点まで、5点刻みです。評価の