川崎市の多摩川河川敷で昨年2月、中学1年、上村遼太さん(当時13歳)が殺害された事件で殺人罪に問われたリーダー格の少年(19)=事件当時18歳=の裁判員裁判の初公判が2日、横浜地裁である。少年は事件の8カ月前に通行人を殴って大けがをさせていたが、被害者の男性(60)は謝罪の手紙を受け取り、示談に応じていた。「自分がもっと厳しい態度で臨んでいれば、事件は起きなかったかもしれない」。男性は複雑な思いで裁判を見守る。【大場弘行】 【「救えずごめんね」事件現場に集まるメッセージ】 関係者によると、少年は2014年6月19日未明、川崎市川崎区内を走行中の原付きバイクの後部座席に乗り、自転車で帰宅途中だった男性の後頭部を鉄パイプで殴り、12針を縫う大けがをさせたとして検挙された。 半年後の14年12月、飲食店店長をしている被害者の男性の元に、見ず知らずの少年から手紙が届いた。「今回、きずつけてしま
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