吉本興業所属の複数のタレントが、事務所を通さず反社会的勢力の仕事を引き受けていたことがわかり大騒動になっている。契約解除や謹慎というタレントへの処分は適切なのか。橋下徹氏が問題点を指摘する。プレジデント社の公式メールマガジン「橋下徹の『問題解決の授業』」(7月2日配信)から抜粋記事をお届けします。 (略) ■この程度の嘘で、この「処分」は罪と罰のバランスが悪すぎる 雨上がり決死隊の宮迫博之さん、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さんら吉本興業所属のタレントが、反社会的勢力の振り込め詐欺グループから事務所を通さずに仕事を請け負い、ギャラを受け取っていたという問題がこのほど発覚した。仕事を仲介したとされるカラテカの入江慎也さんは吉本との契約を解除され、宮迫さんや亮さんは謹慎処分を受け、テレビ番組への出演を禁じられる事態になった。 吉本興業には、大阪府政・市政で協力してもらっていたし、宮迫さんとも何