衆院予算委員会で菅首相の長男による総務省幹部への違法接待に関する答弁を巡り紛糾、野党議員が退席した=8日午後、国会・衆院第1委員室(春名中撮影) 立憲民主党などの野党が8日の衆院予算委員会を途中退席した影響で、同日夕に予定していた天皇陛下への内奏が1時間遅れていたことが9日、分かった。国会審議のために陛下の日程が遅れることは異例という。 宮内庁によると、前駐英大使の長嶺安政氏が最高裁判事に就任するにあたり、8日午後6時から上川陽子法相による陛下への内奏が予定されていた。ところが、同日の予算委で立民などが途中退席したため、約1時間以上にわたって審議が停滞した結果、内奏の時間が午後7時にずれ込んだ。 8日の予算委では立民議員が菅義偉首相の長男が関与したとされる総務省幹部の接待疑惑に関する質問をしていたが、同省側の答弁や金田勝年委員長(自民)の進行を不服として立民が退席し、共産党と国民民主党も同
福井県あわら市の小林化工が製造する爪水虫などの治療薬に睡眠導入剤成分が混入した問題で、福井県は2月9日、医薬品医療機器法に基づき同社に116日間の業務停止命令を出した。期間は2月10日から6月5日まで。県によると、同社は延べ約500製品の約8割で虚偽の製造記録などの「二重帳簿」を作成。一部の品質試験を40年以上前から行わず、結果を捏造していた。長年にわたる組織的な関係法令違反を小林広幸社長ら経営陣は黙認していた。 116日は、県の処分基準で定めている業務停止期間の上限。国内での医薬品メーカーへの行政処分としては過去最長。小林社長は9日、引責辞任の考えを示した。具体的な時期は明言を避けた。 県によると、同社が矢地工場と清間工場で製造する延べ約500製品のうち、県の立ち入り検査時に見せるための虚偽の製造記録や承認外手順書など二重帳簿の作成が約390製品、国の承認内容と異なる工程での製造が約18
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