カシオ計算機は東南アジアや中東で、スマートフォン(スマホ)と連動して着信を知らせる新型Gショックの販売に乗り出す。Gショックなどの専門店も増やし、腕時計の需要が増大している新興国でブランドの認知度を向上させる。2016年3月期をめどに時計事業の売上高を1500億円と、13年3月期見通し比で5割増やす計画だ。新型Gショックは米アップルの「iPhone(アイフォーン)」などスマホと無線で通信する機
スマートフォンアプリでグローバル市場に挑む――。2011年は、そんな機運が一気に高まった1年だった。多くの開発者が世界市場を目指したアプリを開発。ある開発者は、資金調達やグローバル市場へのアプローチの容易さを理由に米国で起業(関連記事:「世界を狙うならシリコンバレー」)、別の開発者は国内で得た原資を基にアジア市場に挑む(関連記事:「成長市場を狙え、次はアジア」)。世界共通の開発環境やクラウドコンピューティングの広がりなどを背景に、短期間・格安の“起業パッケージ”が定着したことが追い風となっている(関連記事:起業の新ルールは「PC1台+3カ月+1万ドル」)。 原点は2008年のiPhone向けApp Storeの開始 この機運の源流は、2007年の「iPhone」登場と2008年のアプリ流通市場「App Store」の開始にさかのぼる。2008年末には、米国市場を目指すiPhoneアプリの開
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