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都市に関するko_iti301083のブックマーク (4)

  • 都市ならではの生物多様性──『都市で進化する生物たち』 - 基本読書

    都市で進化する生物たち: ❝ダーウィン❞が街にやってくる 作者:スヒルトハウゼン,メノ発売日: 2020/08/18メディア: 単行通常、都市は人間以外の生物にとって良い環境とは思われていないだろう。緑や自然を切り開き、種の多様性を減少させる、必要悪的な存在である。野生の生き物たちの居場所は、都市から離れた自然豊かな世界中にあるのであって、都市ではない。 だが──、実はそうした都市の中には、むしろ「都市だからこその」生態が広がっている、と主張し、その概観を眺めていくのがこの『都市で進化する生物たち』である。進化は人が猿から進化していったように、何十、何百万年といった時間をかけて変化していくものだと思われていると思うが、実際には世代交代の速度が早ければ変化は数年、数十年といった短い単位でも現れる。たとえば、ガの200世代は100年未満で達成されるので、それだけの期間があれば自然選択は十分効

    都市ならではの生物多様性──『都市で進化する生物たち』 - 基本読書
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    ko_iti301083 2020/09/04
    ジュラシック・パークの「生命は必ず道を見つける」を思い出した。
  • 「反穀物の人類史」書評 - やっぱ国家ってロクなもんじゃねえな - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    世界史を見る視点が大きく変わる壮大な文明論 「反穀物の人類史――国家誕生のディープヒストリー」ジェームズ・C・スコット著(みすず書房)を読みました。 紀元前4000年から紀元前2000年の時期に、我々の祖先が作り上げた「国家」という仕組みがどのように成立したか、その中で穀物がどのような役割を果たしたかを、考古学・人類学のファクトを元にし壮大で大胆な仮説が提示されています。 その中で国家が民を支配していく中で、税が課され、兵役や労役が課され、疫病が流行り、ロクなもんはえず、人間が自分たちをどんどん不幸な方向に追い込んでいく様が描かれます。 賛否はあると思いますが、「何だ、やっぱ国家ってロクなもんじゃねえな」という感想を持つ人もいるかもしれません。 1. なぜ国家は生まれたのか 書の筆者ジェームズ・C・スコットはイェール大学の人類学者・政治学者。東南アジアをフィールドとし、地主や国家の権力

    「反穀物の人類史」書評 - やっぱ国家ってロクなもんじゃねえな - 歴ログ -世界史専門ブログ-
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    ko_iti301083 2020/05/05
    穀物から見る都市論。
  • 生活にどれだけ深く砂が関わっているのかという視点から世界を捉え直すきっかけとなる一冊──『砂と人類: いかにして砂が文明を変容させたか』 - 基本読書

    砂と人類: いかにして砂が文明を変容させたか 作者:バイザー,ヴィンス発売日: 2020/03/02メディア: 単行砂なんてどこにでも溢れていて(都心に住んでいると砂と触れ合う機会はないが)いかにして砂が文明を変容させたか、と言われてもピンと来ないかもしれない。砂は砂だろうと。だが、実際には砂は現代文明を存続させるために必要不可欠な天然資源であり、大規模な砂の採取によって地球環境や地政学、国家のパワーバランスも大きく変わりつつあるのである──という話が展開していくのがこの『砂と人類』である。 実は、砂は、現代の都市を形づくる主原料なのだ。都市にとっての砂とは、パンにとっての小麦粉、人体にとっての細胞にあたる。この、目には見えないけれども基となる材料によって、私たちの多くが暮らす建築環境の大部分がつくられている。砂は私たちの日々の暮らしの中心にある。今いる場所で、あたりを見回してほしい。

    生活にどれだけ深く砂が関わっているのかという視点から世界を捉え直すきっかけとなる一冊──『砂と人類: いかにして砂が文明を変容させたか』 - 基本読書
    ko_iti301083
    ko_iti301083 2020/04/16
    文明を測る上で目安になる土木事業としての砂の存在。盲点だったな。
  • この世のどこかにあると考えられたユートピア伝説 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    冒険者たちが夢見たどこかにある理想郷 かつて、この世のどこかには「金銀宝石がザクザクあるお宝の町」や「辺境にあるキリスト者や仏教徒の理想郷」があると信じられていました。 冒険野郎たちはそのような夢のようなお話を信じて船に乗って世界中に繰り出し、大航海時代へ繋がっていきました。 こういった冒険野郎たちのおかげで世界は繋がって今や意志さえあればどこでも行けるようになったのですが、こういう夢のような土地がないことを彼ら自身が証明してしまったのは皮肉なことです。 今回はかつて存在が信じられていた伝説の都市をピックアップします。 1. エル・ドラド(南米のどこか) 南米のどこかにあるとされた黄金郷 16世紀、南米大陸にたどり着いたスペインのコンキスタドール(征服者)たちは、あるインディオの部族が「黄金や宝石を身につけ、黄金の粉をかぶって聖なる湖に浸かる儀式」を行うという噂を耳にします。 スペイン人た

    この世のどこかにあると考えられたユートピア伝説 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
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