ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略] wwws.warnerbros.co.jp 世界中が結束して環境をコントロールできる衛星の運営から3年が経った。ある日、突如として衛星が暴走して各国に異常気象が起こる。衛星の生みの親であるにも拘わらず今は不遇な生活をしている元科学者のジェイクは彼に引導を渡した国務省に勤める弟のマックスの依頼でその原因究明と暴走を止めるために衛星に向かうが、そこにあったのは意外な真実だった。 この映画に監督のディーン・デブリンの「らしさ」なものはある。 『愛すべきバカ映画」でもある『インデペンデンス・デイ』がアメリカ万歳なのに日本でも人気なのは登場人物の造形にある。「人気が落ち目の大統領」、「腕は立つが私生活に問題がある戦闘機乗り」、「優れた頭脳を持っているが今はケーブルテレビの保守業務に落ちぶれている技術者」、「若い頃に宇宙人に拉致されたのに信じてもらえ
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