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2019年7月16日のブックマーク (2件)

  • 立身出世をめぐる人間ドラマが面白い中国古典小説「儒林外史」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    科挙試験をめぐる男たちのヒューマンドラマ 中国の清朝中期を代表する文学作品と言えば、「紅楼夢」と「儒林外史」です。 高校の世界史の授業で習ったかと思います。 今回取り上げたいのは呉敬梓(ごけいし)作の「儒林外史」。 紅楼夢が美少年・美少女が登場する華やかで甘美な世界であるのに対し、儒林外史に登場するのは「普通の人々」。人々が「科挙試験」をパスして立身出世を目指そうと動き回り、その悪戦苦闘の中で起こる悲喜劇を描いたヒューマンドラマです。 1. 作者・呉敬梓と儒林外史 作者の呉敬梓は安徽省の名家の生まれ。 幼い頃から聡明で、20代前半で秀才に合格するも、父の死で家が傾きはじめ、親戚を交え財産争いに突入。そんな中で呉敬梓は道楽で財産を使い果たしてしまいます。33歳で故郷から南京に移った呉敬梓は、安徽省の長官から才能を見込まれて官職に就くように求められますが、それを拒否して54歳で客死するまで生涯

    立身出世をめぐる人間ドラマが面白い中国古典小説「儒林外史」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
  • 反骨精神溢れる“奇作”「パンク侍、斬られて候」(2018) - 今日観た映画の感想

    ぷらすです。 今回ご紹介するのは昨年公開された綾野剛主演の時代劇『パンク侍、斬られて候』ですよー! 「狂い咲きサンダーロード」や「爆裂都市 BURST CITY」の石井岳龍(聰亙)監督と、“クドカン”こと宮藤官九郎がタッグを組み、パンクロッカー出身の芥川賞作家である町田康の同名小説を実写映画化し、綾野剛、浅野忠信、染谷将太ら豪華キャストが出演する事でも話題を呼んだ作は、疾走感が溢れ熱量の高いカオスな奇作でしたねー。 画像出典元URL:http://eiga.com 概要 芥川賞作家・町田康が執筆した、江戸時代が舞台の人気小説映画化。規格外の能力を持つがいいかげんな侍である主人公・掛十之進には綾野剛がふんし、自らがまいた種で起こる騒動に翻弄(ほんろう)されるさまが描かれる。『謝罪の王様』などの宮藤官九郎が脚を手掛け、『シャニダールの花』で綾野と組んだ石井岳龍監督がメガホンを取る。共演は

    反骨精神溢れる“奇作”「パンク侍、斬られて候」(2018) - 今日観た映画の感想
    ko_iti301083
    ko_iti301083 2019/07/16
    一見、宮崎駿の方がエキセントリックな人に見えるけど、実は高畑勲の方がずっとヤバイっていう。← 正しい!