あらすじ 「疑似インタビュー」 疫病が流行した結果、生き残っている人類はたったの186人にまで減ってしまった。よし!生き残った連中とおしゃべりして記録映画を作ろう!そう、本作はオッサンたちによるインタビューごっこによってつぎはぎされたクリップ集である。 「私ははちみつを育てているの♪」「こ・づ・く・り・しましょ♥」「自転車に乗るのは楽しい」といったオッサンオバハンのクソどうでもいい感想がモニタを汚していく。78分という上映時間の短さが無ければ私の精神はより毒されていただろう。 パンデミックにより文明が崩壊しているはずなのに、彼らの清潔感は半端ない。家は埃1つなく服も汚れていない。オッサンのひげは整えられており、オバハンは眉を引きお化粧をする始末。撮影の道中、通りがかったトンネルに牛さんの絵が描いてあったのは何の意図があったのだろうか。その魂のないラスコー気取りは非常に鼻についた。 完成した