EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。
自動販売機の前に立つと、その人に合った商品を「おすすめ」する。そんな自販機が登場した。JR東日本子会社のJR東日本ウォータービジネスが2010年8月10日から、全面タッチパネルのデジタルサイネージを搭載した「次世代自動販売機」をJR品川駅(東京都港区)に設置したものだ(関連記事)。 次世代機は受け取り口の上部全面がデジタルサイネージになっている。飲料のボトルや缶は画像で表示され、自販機の前に人が立っていない時は動画広告などを流す。前に人が立つと、センサーが作動。その人に合った商品のボトルや缶の3~4種類に「おすすめ」という表示がポップアップする。ボトルや缶の画像にタッチし、お金を入れるか電子マネー「Suica(スイカ)」のICカードをタッチすると、飲料が受け取り口に出てくる。 もの珍しさのために、品川駅中央改札脇にある次世代機の前では多くの人が足を止めていた。携帯電話のカメラで撮影している
ホーム > プレスリリース > 2010年 > 2月24日発表 デジタルサイネージ国内市場は、・ 2009年、613億円(推定) ・ 2015年、1兆100億円 と予測 市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都台東区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、このほど、デジタルサイネージの動向と将来展望について調査を行い、その結果を調査レポート「2010年版 デジタルサイネージ市場の現状と今後の方向性」として発刊いたしました。 デジタルサイネージは、薄型ディスプレイの低価格化や無線通信インフラの充実、システムベンダーが使いやすいパッケージソフトを開発したことや、自社サーバを持たずに配信ネットワークが利用できるASPサービスが登場したことなどを背景に、普及に弾みがついてきました。 さらに、2009年には複数の企業がデジタルサイネージを独立事業部化し、大手流
スーパーや、日用雑貨のお店で、DVDなどを利用して映像を流しているのをみたことがあります。その延長にあるのか、阪神百貨店ではイチゴの産地をウェブで中継しているそうです。 阪神百貨店梅田本店(大阪市北区)は19日、地下1階の果物売り場で、イチゴの産地をウェブ中継し、リアルタイムの画像を表示する実験を始めた。 阪神百貨店:イチゴ産地をウェブ中継 梅田本店 – 毎日jp(毎日新聞) そいうこともデジタルサイネージならできるか!と思いました。ウェブ中継といえば、特別なことじゃなく、どんどん普及しています。 昨年あった事業仕分けも、ウェブで中継されていました。機材も、手軽なところではiPhoneで行うこともできます。それぐらいに身近な所にあるウェブ中継。それをデジタルサイネージで、展開するということも十分ありなんだと、思い知らされました。 ニューズ・ツー・ユーでも、セミナーをウェブ中継したことがあり
サンリオエンターテイメント(サンリオ)とデジタルハリウッド大学大学院、イノベーションアーティスツ、しくみデザイン、日立製作所の5社は10月2日、共同でデジタルサイネージ事業「てれびあそび」を開始すると発表した。同日、サンリオピューロランドで説明会が開催された。 サンリオのキャラクターと各社の技術を融合し、ユーザーと双方向のコミュニケーションを図る「モニターエンターテイメント」事業として新たに展開する。 グッズを販売するギフトゲートは店内に専用端末を設置し、サンリオの「ハローキティ」や「プリンちゃん」に変身できるコンテンツのほか、「ジュエルペット」というキャラクターを用いたゲームを配信する。サンリオピューロランドの売り場では、キャラクターのプロモーション動画やサービスのインフォメーション、アトラクションの告知、企業のCMなどを15分おきに配信するという。 説明会には、サンリオ取締役の田中則行
2008年4月、デジタルサイネージ事業を手がけるストリートメディアを大森洋三氏が立ち上げた。同氏はこれまで、ウェザーニューズ、サイバード、インデックスと、携帯電話向けメディア関連企業において経営の中枢を担ってきた。「命をかけるだけの価値がある」というデジタルサイネージ事業への思いを大森氏に聞いた。(聞き手は島田昇=日経コンピュータ) ストリートメディアは、どんなデジタルサイネージを手がけるのか。 当社のデジタルサイネージ事業は、地上デジタル放送を活用したサービスであることが最大の特徴だ。当社の立ち位置は、デジタルサイネージを対象にしたコンテンツ配信サービス提供者ではあるが、コンテンツ配信そのものではなく、デジタルサイネージと携帯電話などを連携させるサービス部分を軸に、事業モデルを展開する。 具体的には、デジタルサイネージに表示されている映像に対し、消費者が非接触型ICカードを搭載する携帯電
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
東芝は2009年6月20~21日に、東京都渋谷区でデジタルサイネージとケータイを連携させた販促イベントを開催する。デジタルサイネージやケータイサイトを活用して、会場で占いを受けられるイベントを開催することで、東芝のケータイ「T002」のターゲットである女子高生、女子大生、OLを集客。T002の体験コーナーなども用意し、同機種の認知度、購買意欲の向上を狙う。 イベントは、渋谷駅構内にある店舗「渋谷ランキンランキン」で開催する。デジタルサイネージ「ランキンビジョン」でタロット占いの映像と、若い世代に人気の読者モデルが登場するT002の訴求映像を配信。占い映像の下部にQRコードとテロップを常に表示し、 個別の運勢を占えるタロット占いのケータイサイトを案内する。 また、会場ではタロットカードを模したFliCa対応のボードを用意し、ケータイをかざすだけでサイトにアクセスできるようにする。占いは映像の
2009年、デジタルサイネージのトレンドは?――携帯電話&chumby編:デジタルサイネージジャパン 2009(1/3 ページ) 6月10日から12日まで、幕張メッセで開かれている「デジタルサイネージジャパン 2009」。デジタルサイネージをテーマに、普及啓発・ビジネスの活性化を目的とする国内唯一の展示会だ。 最近のデジタルサイネージ領域の全体的なトレンドについては別記事を参照いただきたい。本記事では特に、携帯電話に関する展示内容を中心に取り上げる。携帯電話ではないが、無線LANデバイス「chumby」を使った例も最後に掲載する。 看板から携帯電話へクーポンを送る 「デジタルサイネージと携帯」といっても、アプローチはいろいろ。タイプ別に分類すると、以下の3種になるだろう。 デジタルサイネージからユーザーの携帯電話へデータを送るもの ユーザーが携帯電話を使ってデジタルサイネージへ働きかけるも
イオンは日本最大規模のデジタルサイネージ導入プロジェクトを進めている。まず6月1日までに都内30店舗で「イオンチャンネル」と呼ぶデジタルサイネージ端末300台(各店10台)を導入した。デジタルサイネージ端末を使ってイオンの商品情報や企業のコマーシャルを放映することで,店舗における商品の販売促進と広告料収入獲得を狙う。設置数は2009年中に100店舗1000台に拡大し,最終的に2010年春に全国250店舗で2500台を導入する計画である。 システム構成は,コンテンツ配信システムと各店舗に設置する小型のコンテンツ受信サーバー,コンテンツ受信サーバーと接続するデジタルサイネージ端末で構成している。配信システムとコンテンツ受信サーバーはイー・モバイルの無線ネットワークで結ぶ。システム構築は日立製作所が担当した。イオン 執行役 グループIT責任者の梅本和典氏は,「テレビやWebサイト,携帯電話向けサ
今後のネットワーク化を後押しする上で不可欠となるデータ配信方法などの統一化と視聴状況を測定する業界統一基準の策定も徐々に進んでいる。デジタルサイネージコンソーシアムが中心となり,既にデジタル・サイネージを展開中の各社を含めてこれら課題解決に向けて動き出した。 ガイドラインの策定が進む デジタルサイネージコンソーシアムは2008年11月,「デジタルサイネージ標準システムガイドライン 1.0版」(以下ガイドライン)を公開した。デジタル・サイネージのメディア価値を高めるためには,異なるメーカーの表示機器などを共通のインターフェースでネットワーク化し,多様なサイズ/解像度のディスプレイに対して,コンテンツや広告を効率的に配信する仕組みが必要となる。また配信スケジュールや表示有効期間などの指定方法が統一化されていれば,コンテンツ管理などが容易になる。 ガイドラインでは,例えばコンテンツに持たせる属性
2009年4月14日(火) 【対談】 異色の炊飯器プロモーションや デジタルサイネージとYouTube連携の背景は?(後編) 東芝・荒井孝文氏、ヤフー・尾関和晴氏、スケダチ・高広伯彦氏 杉本 昭彦 IT・通信 マーケティング 市場動向 リッチメディア 1/3ページ 東芝がネットを活用した広告・宣伝活動に積極的に取り組み続けている。最近では3月から、炊飯器のプロモーションで、「Yahoo! JAPAN」と「ニコニコ動画」を連携させた企画を実施。3月20〜22日にはノートパソコンの販促フェアで、東京・秋葉原のデジタルサイネージと、「YouTube」を連携させた世界初ともいえる企画を実現させた。その狙い、成果、そしてそうした新しい企画はどう発想されるのか。一連のプロモーションを手掛ける東芝広告部部長代理の荒井孝文氏、ヤフーの広告本部インタラクティブマーケティング推進室室長の尾関和
2009年4月13日(月) 【対談】 異色の炊飯器プロモーションや デジタルサイネージとYouTube連携の背景は?(前編) 東芝・荒井孝文氏、ヤフー・尾関和晴氏、スケダチ・高広伯彦氏 杉本 昭彦 IT・通信 マーケティング 市場動向 リッチメディア 1/4ページ 東芝がネットを活用した広告・宣伝活動に積極的に取り組み続けている。最近では3月から、炊飯器のプロモーションで、「Yahoo! JAPAN」と「ニコニコ動画」を連携させた企画を実施。3月20〜22日にはノートパソコンの販促フェアで、東京・秋葉原のデジタルサイネージと、「YouTube」を連携させた世界初ともいえる企画を実現させた。その狙い、成果、そしてそうした新しい企画はどう発想されるのか。一連のプロモーションを手掛ける東芝広告部部長代理の荒井孝文氏、ヤフーの広告本部インタラクティブマーケティング推進室室長の尾関和
販売促進や広告配信の在り方を変える新たなメディアがデジタルサイネージだ。企業やロケーションオーナーの期待も厚く、市場規模は右肩上がりで拡大を続ける。デジタルサイネージ市場の今をアナリストが読み解く。 各種情報の電子データをディスプレイに表示するデジタルサイネージ(電子看板)が商業施設や交通機関、公共施設に設置され、「パブリックディスプレイ」としての活用事例が増えている。 パブリックディスプレイは、10年以上前から「ストリートメディア」「アウトオブホームメディア」として利用が進んできた。近年はブロードバンドの普及、ITインフラの整備、液晶/プラズマディスプレイなど薄型モニター製品の価格低下に伴い、デジタルサイネージとしての需要につながっている。 活況な同市場には、ディスプレイ販売やシステム構築のメーカーだけでなく、コンテンツ制作・配信業者、広告代理店といったさまざまな事業者が参入している。電
デジタル・サイネージの事例としては,JR東日本企画の「トレインチャンネル」が有名だ。山手線,中央線,京浜東北線の車両内ディスプレイを,ミリ波や無線LANによってセンター側の配信設備と接続し,サーバーに蓄積した動画などのコンテンツを配信する手法で情報番組や広告などを展開。現在,週に約5000万人が視聴する。 HSDPAで高速かつ低コストで展開 JR東日本企画がトレインチャンネルの次に手がけているのがデジタルポスターである(図1)。同社は2006年12月から駅構内の天井などにトレインチャンネルと連動したコンテンツを配信する「ステーションチャンネル」と呼ぶデジタル・サイネージを新宿駅と渋谷駅で展開しているが,今後はデジタルポスターに軸足を置いて駅構内のメディア開発を展開する。 ステーションチャンネルは有線のアクセス回線を利用していたため,駅構内に回線を引き込むコストなどが高かったという。だが,デ
店頭,交通機関など家庭の外に設置したディスプレイにニュースや広告などの映像を流すデジタル・サイネージ。電子看板とも言われるが,既存の看板とは異なり,映像の複数拠点へのリアルタイムな一括配信や時間帯・設置場所に応じた映像切り替えなどができるのが特徴だ(写真1)。デジタルサイネージコンソーシアムの江口靖二常務理事は,「ここ数年でディスプレイとネットワークなどのインフラ・コストが下がり,デジタル・サイネージの設置需要が高まってきた。さらに不況の影響で,新たな広告・販促手法として注目が集まっている」と解説する。 9割はネットワークに未接続 こうした需要の高まりの背景には「マス・メディアとパーソナル・メディアのいいとこ取りができる点がある」と江口氏は説明する。マス・メディアの代表格であるテレビは情報の受け手の個別需要に合わせた情報発信には向かないが,特定少数が不特定多数に広く情報発信する点に優れる。
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