米著名実業家イーロン・マスク氏は27日、米ツイッターの買収を完了した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。これでマスク氏は企業買収を巡る異例の騒動に終止符を打ち、ソーシャルメディア・プラットフォームとして世界有数の影響力を持つツイッターの抜本改革に着手する見通し。 関係者によると、マスク氏は買収完了後、ツイッターのパラグ・アグラワルCEO(最高経営責任者)とネッド・シーガルCFO(最高財務責任者)を解任した。ツイッターの広報担当者はコメントに応じなかった。 CEOとCFOの後任に誰が就くかは今のところ不明。アグラワル、シーガル両氏の解任については、米CNBCが先に報じていた。 マスク氏による440億ドル(約6兆4500億円)規模のツイッター買収について、デラウェア州の裁判所は28日午後5時を期限に定めていたが、同氏はその1日前に買収を完了した。 ...