米Microsoftは米国時間9月12日,35種類のWebサービス関連仕様について,「Microsoftが実装に必要な特許の権利を所有していても,その実装物の作成者や販売者に特許侵害で訴えない」とする宣言「Microsoft Open Specification Promise(OSP)」を発表した。宣言の内容は自動的に効力を発揮するため,条件に合意さえすればMicrosoftとライセンスを結ぶ必要はない。 Microsoftは,対象とするWebサービス仕様の実装に必要な特許(クレーム)を「Microsoft Necessary Claims」と呼ぶ。OSPにより,こうした特許を使って実現したソフトウエアやサービスは,作成/使用/販売/輸入/配布などが自由に行える。 OSPでカバーする仕様は以下の35種類。仕様全体でなく一部にのみOSPを適用する仕様もある。基本的には現行版を対象とするが,
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