弊社の伝説の開発のひとつ、スクラムの源流でもある、初代プリウスについて、当時の開発者たちが語る熱く、時には洩れる本音のトークを紹介します。また日本を代表するアジャイルコーチの皆さんと、温故知新の心構えでこれらを分析しました。開発者たちのトークに、いくつかの共通ワードが存在し、それがスクラムの源流と繋がっ…
前提 この記事は内製開発をしているSaaSの中の人であるエンジニアが、SaaSの内製ソフトウェア開発をする上での話として書いています。 前ふり 「スクラムで生産性は上がらないしリリーススケジュールが狂いまくりなんですよ」 「何が原因なんですか?どうすればいいんですか?」 という相談を受けました。 NDAを書いてから、どれどれとチームの状況を見てみました。 該当チームのスプリントゴール 該当チームのスプリントゴールはこんな感じでした。 QAフェーズのプロジェクトAを、QA作業を完了してリリースできる状態まで進める 実装フェーズのプロジェクトBを、フィーチャーの実装率を50%まで進める 設計フェーズのプロジェクトCを、要確認な点を除いて実装レディーな状態まで進める スプリントゴールが3つありますね。とても面白いですね。 思わずボンドルド卿みたいな反応をしたくなりますがここは先に進みましょう。
ベロシティは、スクラムの要素だったことはありません。 ソフトウェア開発に「ベロシティ」を適用することは、エクストリーム・プログラミング(XP)の先駆者たちによって考案されましたが、今ではそれが良くないアイデアだと考える人たちもいます。 残念ながら、スクラムの世界では、いまだに 「4倍のベロシティ向上 」や 「超生産性」などの言葉を押し付けている人がいます。私はこれを恥ずかしく思っています。これは、私が ケン・シュエイバーから学んだ スクラムではありません。ケン・シュエイバーは代わりに、 厳格な完成の定義 と、守れない約束を避けるということを強調していました。 もし私たちが、 実験から学び、適応する能力 を促進するのであれば、特に私たちの近視眼性(木を見て森を見ない傾向)と短絡的な認知バイアスを考えると、従来の生産性重視の姿勢は(それがどのような理由であれ)有害となりえます。あなたが昔に書い
はじめまして!GMOペパボの和島(@wajimaf)です。私が勤務するGMOペパボは「ロリポップ!レンタルサーバー byGMOペパボ」をはじめ、ハンドメイドマーケット「minne byGMOペパボ」、ネットショップ作成サービス「カラーミーショップ byGMOペパボ」、オリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI byGMOペパボ」など、「インターネットで可能性をつなげる、広げる」をミッションにさまざまなサービスを展開しています。 各チーム、それぞれが最適な開発体制を追求しており、もちろんスクラムに取り組むチームも多いです。そして、弊社ではスクラムやスクラムに含まれるプラクティスに取り組んでいるのは“開発”チームだけではありません。バックオフィスや広報など、“開発以外”の業務でも関わるメンバーたちが朝会や振り返り会といったプラクティスを導入し、効率化を進めているのです。 私自身は2010
Agile スクラム プランニング ポーカーカード - 見積もり/サイジングに最適なカード www.amazon.co.jp プランニングポーカーそのものはそのへんにある紙で作れる。今回は実用性よりもデザイン重視で選んだ。 本稿の趣旨は『合意できなかったときに考えるべきこと』。 プランニングポーカースクラムを全く知らないという読者を想定して、簡単に説明しておく。 「1」「2」「3」「5」「8」「13」と表に書かれたカードを用意する。気づいたかもしれないがこれはフィボナッチ数である。「1」から「10」ではないというのがポイントになる。 これに対して次の手順を踏む。説明書を引用するとだいたいこんな感じ。 プロダクトオーナーはユーザーストーリーを用意する(ここでいうユーザーストーリーは「機能の一覧」とかになる。それぞれについてはある程度具体的な要件が必要) 全メンバーはそのユーザーストーリーの難
はじめに みなさんこんにちは、CX事業本部Delivery部のかみとです。 受託開発のプロジェクトをスクラムで始める際、アジャイル開発やスクラムのフレームワークに対する認識がお客様とベンダー間で一致していることが望ましいのですが、アジャイルやスクラムの経験有無、理解度の違いなどによって異なった認識のままプロジェクトが開始してしまうことで、後々プロジェクトの進行に影響を及ぼしてしまうことがあると思います。 これがただの小さな認識のズレで、プロジェクト進めていく中で調整可能なものであればいいのですが、そもそもの前提が違うくらいの大きな認識相違となってしまった場合、プロジェクトとしてはもちろんお客様との信頼関係にも悪影響を与えかねません。 そういった状況を避けるためにも、なるべくプロジェクト開始前にお客様との間でアジャイル開発にまつわる、よくある誤解を解消しておくのはとても大切なことだと思います
最初に タイトルは煽りで釣りです。ごめんね。 この記事の結論を先に書くと タイトルは釣り スクラムチームは導入当初はスムーズに成功できるように感じる。しかし途中でどこに進むべきかの方角を見失い、迷走してスクラムバットに陥る スクラムに求める効能はベロシティの安定が必須なものが多いのに、ベロシティの安定を意識すらしないままスクラムをやるので、迷走に陥る じゃあどうしてそうなってしまう?という話を個人の経験をもとに書いていこうと思います。 前提として この記事を書いた人はWebサービスの内製開発をしているアプリケーションエンジニアだったので、基本的に内製開発のWebサービスでのスクラム導入について語ります なぜこの記事を書いたか やっとむさんのツイートを見て思いつきました。 スクラムの導入をしたいというチームは数多く見ますが、かなり中途半端なところでスクラムのレベルアップをやめて、小手先の「改
2. 吉羽 龍太郎 (@ryuzee) ✤ 株式会社アトラクタ取締役CTO/アジャイルコーチ ✤ Scrum Alliance ✤ 認定スクラムトレーナー Regional (CST-R) ✤ 認定チームコーチ (CTC) ✤ 『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK』 『スクラム実践者が知るべき97のこと』 『みんなでアジャイル』 『プロダクトマネジメント』 『レガシーコードからの脱却』ほか ✤ @ryuzee / https://www.ryuzee.com/ 2 4. 今日の話: チームトポロジー ✤ 2021/12/1 日本能率協会マネジメントセンター刊行 ✤ マシュー・スケルトン、マニュエル・パイス著 ✤ 原田騎郎、永瀬美穂、吉羽龍太郎訳 ✤ 担当編集: 山地淳さん ✤ Kindle版もあります ✤ まだお持ちでない方、是非お買い求めください ✤ 本スライド掲載の図表は
The Patternsハイパープロダクティブチームを体系的に生み出すため9つのパタンはこちらになります。 1. Stable Teams 2. Yesterday's Weather 3. Swarming: One Piece Continuous Flow 4. Interrupt Pattern: Illigitimus Non Interruptus 5. Daily Clean Code 6. Emergency Procedure 7. Scrumming the Scrum 8. Happiness Metric 9. Teams that Finish Early Accelerate Faster https://www.scruminc.com/wp-content/uploads/2014/05/teamsthatfinishearlyacceleratefaste
2018年1月11日から13日の3日間、第8回目となるRegional Scrum Gathering® Tokyoが開催されました。スクラムの初心者からエキスパート、ユーザー企業から開発企業まで、立場の異なる様々な人々が集まる学びの場である本イベント。世界中からスクラム開発におけるエキスパートたちが一堂に会し、最新の情報や自身の知見を惜しげもなく語ります。1日目のKeynoteに登壇したのは、『ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント』の著者であり、Menlo Innovations CEOのRich Sheridan氏。自身のビジネスマンとしての半生と、自社で取り組んでいる組織づくりの工夫を紹介しました。講演資料はこちら 『ジョイ・インク』著者による基調講演 Rich Sheridan氏:本を執筆する際には、多くの人に読んでもらいたいと願いますが、ビジネス書の表題に「喜び
Agile Lounge #1「大規模アジャイル開発を神話にしない戦略会議」 - connpass https://forkwell.connpass.com/event/235853/
この投稿は ミライトデザイン Advent Calendar 2021 の 25日目最終日の投稿です。 本稿の内容 スクラム開発を取り入れてみたけどいまいち機能してない。いまいちメリットを感じない。 失敗はしていないけど成功もしていない。みたいな経験がありませんか? 本稿ではそんなときに改めてさっと見返して役に立つことを目的とした「3行くらいのアドバイス」を書きたいと思います。(あくまで"くらい"なのでたまに超えるかも) また、個人的意見も多分に入ってますのでそこはご了承ください。 前提 まずはスクラムチームの意識を合わせましょう。 スクラム開発ではスプリントごとに「プロダクトに対してインクリメントを積み重ねていく」事を目的とします。 この大前提を見失ってはスクラム開発のどんなプロセスを踏んでも価値を得る事は難しいでしょう。 インクリメントとは、プロダクトに出荷可能な形の価値を積み重ねる事
Visionalグループでは、2019年より新卒研修のカリキュラムの1つとしてスクラム研修を実施しています。 この研修では、単にスクラムのイベントを一通り体験してもらうことが目的ではなく、実際に新卒入社者でチームを作り開発する中で、スクラムやAgileで重要にしている考え方を体験してもらっています。 本記事では、研修で用いたリポジトリも公開しつつ、どのような考えで研修を行っているのか紹介します。 Visionalにおける新卒研修の全体像とスクラム研修 2021年度の新卒研修は実践課題だけでなく、その前提となるチーム開発やプロダクト組織で働くうえで欠かせない研修を含む、以下8つの研修で構成されています。 Git/GitHub研修 技術者倫理研修 サービス運用/信頼性研修 セキュリティ研修 グローバル研修 テストの考え方研修 スクラム研修 実践課題 これらの新卒研修で大切にしている考え方や大枠
こんにちは。Webアプリケーションエンジニアの“すてにゃん”こと id:stefafafan です。私は2021年7月に認定スクラムマスターの資格を取得し、現在はその知識をチームの仕事に活かしています。 はてなにおけるスクラムの取り組みとしては、この開発ブログで id:shimobayashi が紹介した「すくすく開発会」や「プロジェクトテンプレート講義」があります。 ▶ はてなの開発プロセスを改善する、すくすく開発会とプロジェクトテンプレート講義のご紹介 - Hatena Developer Blog 今回は、その延長として社外で認定スクラムマスター研修を受講し、スクラムのまとまった知識を学んで社内に展開したことや、今後やりたいことなどをお話します。 プロジェクト運営の前提知識がない問題に直面 認定スクラムマスター研修を受講することにした 研修を受けて分かったことや自分が変われたこと ス
こんにちはっ。フィードフォース技術チームの女子力担当、いのうえです! 去る 10月22日 、『エッセンシャルスクラム』『Team Geek』の訳者である角征典さん(ワイクル株式会社)主催の「 LEGO(R)ではじめるスクラム入門」に参加してきましたので、その参加レポートをお届けします! 参加動機について まず、私をとりまく環境について軽くご紹介します。 - 自社プロダクトチームの開発リーダー(私) - プロダクトチームの構成は、 営業 1名(兼プロダクトオーナー) ディレクター 2名(うち1名は他プロダクト兼任) エンジニア 5名(私含む) 社内に一人、認定スクラムマスターが在籍している 困ったときにはアドバイスをもらえる 複数チームをサポートしているため、自分のところばかり支援を受けるわけにもいかない うまく取り入れられているスクラムのプラクティスもあれば、まだまだなものもある デイリー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く