多くのサーバーを管理する必要があるITの最前線で、構成管理ツールAnsibleが注目されています。この連載では、構成管理ツールとしてAnsibleを選ぶべき理由の解説から、導入方法の紹介、応用まで解説します
好評の連載「注目の構成管理ツールAnsibleを徹底活用する」の追加コンテンツとして、Ansible Towerを取り上げる。 Ansible Towerが必要となる背景 Ansibleに関する連載「注目の構成管理ツールAnsibleを徹底活用する」では、Ansibleを用いて下記のことを実現してきました。 Ansibleのインストールと実行 Playbookの使い勝手を向上させる 使うときのTips テストツールの紹介 開発環境をAnsibleで一括構築する これら一連の流れの中でAnsibleを活用する土台は出来てきたと思います。本連載では、Ansibleのさらなる活用のために「Ansible Tower」を紹介していきます。 Ansibleを活用していくなかで、もう少し「こうだったら良いのに」という課題が生まれてきたかと思います。例えば、下記が挙げられます。 Playbookをいつ誰
すでにご存じの方も多いとは思いますが、今回はWindows 10でのレジストリ操作について基本的な解説を行います。これは、毎回レジストリ操作を解説すると同じことを繰り返すことになるため記事が煩わしくなってしまうからです。 Windows 10にもレジストリがあり、編集にはレジストリエディタを利用します。レジストリエディタやレジストリ構造に大きな変更はなく、従来通りに行うことができます。ただし、筆者が試した範囲では、Windows 7、8.xで有効だったレジストリであっても、効果がないレジストリ設定がいくつかありました。レジストリの基本構造からして、無効な編集であっても、エラーになることはありませんが、効果があるかどうかは実際に試してみるしかありません。 レジストリエディタの起動 頻繁にレジストリエディタを使うのであれば、スタートメニューやタスクバーに登録したり、あるいはデスクトップにアイコ
【楽々デブドックを書こう!】手法別開発ドキュメントの書き方 第3回:ウォーターフォールにおけるドキュメント作成ポイント 著者:ウルシステムズ 小堀 真義 公開日:2008/02/21(木) テストは仕様書をインプットとしてソフトウェアの確認を行う ウォーターフォールモデルのテストでは、V字モデルの横に対応する仕様書をインプットとして、出来上がったソフトウェアが仕様書通りにできているかの確認を行います(図3)。 テストにおける確認項目と手順を記述したものは、一般的にテスト仕様書と呼ばれます。ウォーターフォールモデルのテストは、純粋に障害を発見することだけが目的となり、繰り返し型やアジャイルモデルのテストが改善点の抽出も目的としていることと較べると単純です。そのため、テスト仕様書は確認項目と手順を漏れなく作成すればよく、しっかりレビューを行えばそれほど難しい作業ではありません。 にも関わらず、
KubeCon+CloudNativeConにおいて、Kubernetes上で機械学習を実現するKubeflowが紹介された。 Kubernetesを中心としたクラウドネイティブなソフトウェアのカンファレンスであるKubeCon+CloudNativeCon、3日目のハイライトはなんと言ってもKubeflowだろう。朝9時から始まったキーノートの最初に登壇したGoogleのDavid Aronchick氏は、「KubeConには第1回から参加している」と語り、Kubernetesの盛り上がりに驚きを隠せないようだった。今回は、Kubernetesとともに今最も注目を集めている機械学習をクラウドネイティブにするという、Kubeflowを紹介するセッションとなった。 最初に紹介したのは、機械学習を使う効果だ。Googleのデータセンターの消費電力について、機械学習で制御を行った場合と、人手で制
クラウドサービスの代表例とも言えるAmazon EC2を使ってWebアプリケーションを動作させるため、LinuxとApache、PHPとPostgreSQL 9.0、いわゆるLAPP環境を構築する手順を解説する。 なお、本連載ではPostgreSQLのデータベースを操作するためのSQLなどについては触れていないので、LPI-Japanが無償で提供しているテキスト「オープンソースデータベース標準教科書」を参照して欲しい。PDF版、EPUB版が提供されているので、作業時に参照できるようにしておくとよいだろう。 →参照:「オープンソースデータベース標準教科書」ダウンロードページ Amazon EC2の仕組み Amazon EC2(以下、EC2)はパブリッククラウドサービスとして利用できるが、サービス独特の用語や考え方があるので、事前にポイントだけ把握しておこう。 EC2のインスタンス EC2はA
2018-01-28 10:00: 反響にお答えしてタイムラプス動画を追加しました! 2018年1月21日、東京近県の某所でデータセンターの開設式が行われた。日本国内では毎年新しいデータセンターが複数開設されており、そのこと自体はそれほどのニュースバリューはない。しかし、この日オープンしたデータセンターは企業ではなく個人が所有しており、しかもほぼ手作りで建設したデータセンターだった。しかも、ビジネス目的ではなく、趣味で作られた日本国内では初だろうし、欧米でもこんな話は聞いたことがないため、これは世界初の事件なのかも知れない。 趣味としてのデータセンター作り このデータセンターのオーナーは宇田周平氏、27歳。外資系IT企業に勤務するいたって普通の若手エンジニアだ。勤務先は確かにデータセンターとの関わりは深いが、彼が今回のデータセンター建設に至ったのは、業務上の要請ではないし、かといってサイド
Copyright © 2004-2024 Impress Corporation. An Impress Group Company. All rights reserved.
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はじめに 皆さんはLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)という言葉をご存知でしょうか。 ここ数年で、LDAPを実装したサーバソフトウェアの知名度は上がってきていますので、ご存知の方も多いかもしれません。 例えば、Microsoft社のActive DirectoryやSun Microsystems社のSunONE Directory Server、Red Hat社のRed Hat Directory Server、そして本連載で取り扱うOpenLDAPなどが代表的なLDAPを実装したソフトウェアです。しかし、これらのソフトウェア名を知っていても、実際にどんなことができるのか、というところまでご存知の方はまだまだ少ないのではないでしょうか。 本連載では、LDAPの概要からOpenLDAPのインストール、設定、アプリケーションとの連携などを通し
Pentahoとは Pentahoは、プロフェッショナル向けに作られたオープンソースのBI(Business Intelligence)ツールです。オープンソースでありながらベンダーによるサポートを受けられるのが大きな特徴です(サポート費用は安価です)。 PentahoはBIスイートであり、レポーティング、インタラクティブ(対話型)分析、ダッシュボード、データ統合/ETL(Extract/Transform/Load)、データ・マイニング、その他、BIプラットフォームとBIに必要なすべての機能が用意されています。 Pentahoはまた、オープンソース・コミュニティによる度重なる開発・再配布によって、先進技術と柔軟性を備えています。大規模なエンタープライズでの利用はもちろん、現場レベルでの簡易分析といった中小規模の導入にも向いています。BIスイートに含まれるすべての機能を利用する使い方のほか
現在までのBIツールは、「OLAP分析」「C/S型検索・レポーティング」「Web検索・レポーティング」「ダッシュボード・ポータル」「スコアカード」とその機能範囲を次々と広げてきました。 その結果、1つの企業内で複数のBIツールが使用される、あるいは同一ベンダー製品であってもアーキテクチャが異なるなどの理由により、ITガバナンスやTCOの面で問題がでてきました。 しかしここにきて、ベンダー各社はこの問題への回答といえる統合化されたBI製品を相次いで市場に投入してきています。 この連載では、主要なBIベンダーによって各社の統合BIツール製品の特徴が解説されますが、連載第1回の今回は基礎知識として、まずはこのBIツール統合化に至る背景について説明します。 「エンドユーザがIT部門の助けをかりずに、自らデータを分析し、ビジネスに活用する」というBI(ビジネス・インテリジェンス)の概念は、1990年
読者の皆さん、こんにちは。今回よりこの連載を担当するアイエイエフコンサルティングの平井です。 データウェアハウスやBI(ビジネスインテリジェンス)システムを企画・構築する際に、皆さんが頭を悩ます要因の1つがBIツールの選択ではないでしょうか。 市場には数多くのBIツールと呼ばれる製品が出回っており、どれが自分の考えているシステムに最適なのかを判断するのは大変難しく、また一言でBIツールといっても、用途に応じて選択のポイントとなる機能は大きく異なってきます。 筆者の勤務するアイエイエフコンサルティングは、BI専門のコンサルティング会社として7年の歴史を持ち、その間に数限りないBIプロジェクトとBIツールの利用経験を積み重ねてきました。そこでこの連載では、筆者とアイエイエフコンサルティングのBIコンサルタントが蓄積したノウハウをもとに、以下の3点について解説します。失敗しないBIツール選択とし
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