次のチュートリアルでは、Amazon S3 の一般的なタスクにおけるエンドツーエンドの一連の手順について説明します。これらのチュートリアルはラボ型環境向けであり、架空の企業名やユーザー名などを使用しています。目的は、一般的なガイダンスを提供することです。お客様の組織環境に固有のニーズを満たすかどうかの十分な確認や調整をすることなく、本番環境で直接使用するためのものではありません。
こんにちは。仕事でAWSの構築し、プライベートでAWSの研究と技術書の執筆をし、Amazonで本を売っているAmazon依存症の佐々木です。 今日は昔からあるものの、知名度が殆どないS3の署名付きURL(S3 Presigned URL)の仕組みの紹介を行います。また、Presigned URLはアクセスキーと密接な関係があります。それを知らないと思わぬ罠にハマります。 S3の署名付きURLについて まずS3の署名付きURLとは、なんぞやという話からです。IAMユーザーやIAMインスタンスプロファイル、AWS Security Token Serviceなど、有効なセキュリティ認証情報を持つユーザーは署名付きURLを発行できます。 このURLを使うと、S3のオブジェクトをアップロードできたり、参照できたりします。また発行の際には、有効期限(デフォルト1時間、最大72時間)も指定できるのが便
全AWSユーザが今すぐ設定したほうがいいS3のセキュリティを向上するアップデートです。パブリックアクセス設定を有効化して誤ったS3オブジェクトの公開を防ぎましょう。 こんにちは、臼田です。 S3のセキュリティを向上する素晴らしいアップデートが来ました!ほぼすべてのAWSユーザがこの設定を今すぐ有効化すべきだと思います。 S3で新たにパブリックアクセス設定という機能が追加され、誤ってデータを公開してしまうことを防ぐ設定をAWSアカウント全体・バケット毎にできるようになりました。 Amazon S3 Block Public Access – Another Layer of Protection for Your Accounts and Buckets | AWS News Blog この良さを理解するにはこれまでどうなっていたかを知る必要がありますので、そこから順に説明したいと思います。
Amazon Web Services ブログ 外部ユーザが安全かつ直接的に Amazon S3 へファイルをアップロードできるようにする方法 このブログは 2022 年 3 月 24 日に Anderson Hiraoka (Solutions Architect) と、Rafael Koike (Principal Solutions Architect) によって執筆された内容を日本語化した物です。原文はこちらを参照して下さい。 企業では、ファイルや画像などのデジタル資産をリポジトリに保存することが求められることが多くあります。多くの場合、これらのファイルのソースは、社内システムに接続されていないパートナーまたは個人であり、ファイルをアップロードするためには、企業の認証が必要となります。お客様は従来、ファイルのアップロードを処理するためにサーバーを使用していましたが、大量のネットワー
デフォルトでは、すべての Amazon S3 オブジェクトはプライベートであり、オブジェクトの所有者のみがアクセスできます。ただし、オブジェクトの所有者は、署名付き URL を作成することで、他のユーザーとオブジェクトを共有できます。署名済み URL は、セキュリティ認証情報を使用してオブジェクトをダウンロードするアクセス許可を期限付きで付与します。署名付き URL をブラウザに入力するか、プログラムで使用してオブジェクトをダウンロードできます。署名付き URL で使用される認証情報は、URL を生成した AWS ユーザーのものです。 署名付き URL の一般的な情報については、「署名付き URL の使用」を参照してください。 オブジェクトを共有するための署名付き URL は、Amazon S3 コンソール、AWS Explorer for Visual Studio (Windows)、
本記事はNRIネットコム Advent Calendar 2021 1日目の記事です。 🎄 0日目 ▶▶ 本記事 ▶▶ 2日目 🎅 小西秀和です。 現在、AWSでは年に一回のAWS re:Inventというイベントの真っ最中で多数の新サービスの発表やセッションがおこなわれています。 そんな状況ですが、今回は当ブログ初のアドベント企画ということで、最新情報とは真逆のアプローチで記事を書いてみました。 最新情報を追うことに疲れた方はこちらの記事で、自分の歴史と照らし合わせながらチルアウトしてみてはいかがでしょうか。 さて、今回のテーマはAmazon S3の年表を作って歴史やアップデートを振り返ろうというものです。このテーマにしたきっかけは2つあります。 まず、1つ目は2006年3月14日にサービス開始したAmazon S3が今年、2021年3月14日に15周年を迎えたことです。 そして2つ
S3のアクセスコントロールリスト(ACL)とは ACLを一言でいうと 「被付与者」に「バケット・オブジェクト」への「アクセス」を許可するもの です。 「被付与者」や「アクセス」には色々な種類があります。 以降で説明していきます。 被付与者(Grantee) 被付与者(Grantee) は バケット・オブジェクトへアクセスするユーザー を指します。 被付与者の実態は 「AWSアカウント」もしくは「事前定義済み S3グループ」 です。 AWSアカウント(正規ユーザーID) S3の ACLにおいては 正規ユーザーID を使ってAWSアカウントを表します。 正規ユーザー ID は、 AWS アカウント に関連付けられています。 この ID は、 79a59df900b949e55d96a1e698fbacedfd6e09d98eacf8f8d5218e7cd47ef2be のような長い文字列です。
オブジェクトストレージサービスのWasabi Technologiesは、アジアパシフィック(APAC)での事業拡大に向けて、日本国内にAPAC本社を設置。APAC地域では初となるパブリッククラウドサービスの拠点を、東京都内にあるNTTコミュニケーションズのデータセンターに展開。年内には、国内2つ目のデータセンターを開設する予定であるほか、APAC地域でのデータセンターの設置も検討しているという。 Amazon S3の1/5のコスト S3互換のAPIを提供 Wasabi Technologiesは、米マサチューセッツ州ボストンに本社を置き、2015年に創業。2017年からクラウドストレージサービスを開始している。米国、欧州にデータセンターを設置。社員数は150人以上に達する。また、顧客数は2万5000社以上となっており、メディア&エンターテイメント、研究開発、ヘルスケア、教育、公共、エネル
本記事は、AWS Summit Japan 2021のセッション動画、「AWS-06: 貯めるだけじゃもったいない!AWS 分析サービスを使ったデータレイクの有効活用」のレポート記事です。 「データはとりあえずS3に溜めておけ!」とデータレイクっぽいものは作れたけど上手く使いこなせていない方、それなりにいらっしゃるのではないでしょうか?本セッションでぜひAWSの分析サービスの活用術をおさらいしてみてください。 概要 データの持つ力を活かす方法としてデータレイクがありますが、データレイク上にデータは貯まってきたものの、どう有効活用すればいいか悩んだ経験はないでしょうか?データレイクに存在するデータと分析ツールと組合せ、活用する方法として、“レイクハウスアプローチ”があります。本セッションでは"レイクハウスアプローチ"の考え方を紹介すると共に、どのようなAWSサービスを用いて"レイクハウスアプ
Amazon Web Services ブログ Amazon S3 セキュリティベストプラクティスの実践(権限管理のポリシー) – 前編 はじめに AWS では、サービス毎にセキュリティのベストプラクティスを公式ドキュメントとして提供しています。本記事では AWS を利用したシステムのセキュリティの検討や実装に関わる皆様を対象に、AWS の代表的なストレージサービスである Amazon Simple Storage Service (S3) を題材にとりあげて、公式ドキュメントで紹介しているベストプラクティスの実装方法をできるだけ具体的に解説したいと思います。 IT セキュリティにおいては、一つの脆弱性や悪意がセキュリティ事故に直結しないようにシステムを多層的に保護する事が重要です。AWS においても、サービスが提供する機能を適所でご利用いただければ多層化されたセキュリティ保護策を、クラウ
Amazon S3とは何か、3つの特長 Amazon Simple Storage Service (以下、S3)は、AWSが提供するオブジェクトストレージサービスです。 オブジェクトストレージとは、従来のファイルストレージのようなディレクトリ構造は持たず、オブジェクトキーによりデータを一意に特定してデータの出し入れをして管理を行うストレージです。テキストデータ、動画、音声ファイルといった、構造情報を持たないさまざまな種類のデータを格納できます。 S3には以下の特長があります。 容量無制限 オブジェクト(後述)あたり5TBという制約はあるものの、オブジェクト数やデータ容量の制限はありません。 高い耐久性 標準で、3つ以上のアベイラビリティゾーン(以下、AZ)にデータがコピーされます。AZは1つ以上のデータセンターから構成されており、AZ間は物理的に離れているため、データセンター障害といった
ご機嫌いかがでしょうか、豊崎です。 S3のストレージクラスは現在6つあります。どういったユースケースでどのS3のストレージクラスを選択したら良いのか、整理したかったので、チャートを作ってみました。 それではまずはS3の種類からです。 S3の種類と特徴 執筆時点でS3には以下6つのストレージクラスが存在します。(正確にはAmazon S3低冗長化ストレージ(RSS)を含めると7種類ですが、推奨されていないため、除外し6種類と記載しています。) S3 Standard S3 Standard-IA S3 Intelligent-Tiering S3 One Zone-IA S3 Glacier S3 Glacier Deep Archive 6つのS3ストレージクラス 特徴 それぞれ以下のような特徴があります。 S3 Standard 頻繁にアクセスされるデータ向け S3 Standard-I
この記事は、ニフティグループ Advent Calendar 2020 最終日の記事です🎄 昨日は、@RPcat さんの 即フォーマットチェックにincronを使う でした。 ファイルの変更や操作を監視してくれるコマンドが用意されていることを知らなかったので、非常に勉強になりました。 はじめに 皆さん、サーバレスアプリケーションを作ろうと考えたときに選択するデータストアとして何を思い浮かべますか? 多くの人が思い浮かべるのは、 Amazon DynamoDB Amazon RDS + Amazon RDS Proxy だと思います。 ただ、DynamoDBを使っているときに「使い慣れているSQLを使いたいなあ」と感じたり、個人でRDSを使うには「金額が高すぎるなあ」と感じることがあると思います。自分がそう感じていました。 そこで、これらの問題を解決する一つの選択肢として Amazon S
今回は みんな大好きAWS S3ですが、署名付き URL(Pre-Signed URL)という便利で素敵な機能が利用できます。 非常によく利用される機能なので、ここで稚拙な 説明を書くようなことは割愛しますが、公式ドキュメントだと以下 Amazon CloudFront のドキュメントに詳細が書かれています。 docs.aws.amazon.com 今回はこのS3の機能をPython AWS Lambda で利用する際にハマったポイントを共有します。 Boto3 ドキュメントの確認 今回利用したAWS SDK Python(Boto3)のドキュメントを確認してみると boto3.amazonaws.com generate_presigned_url(ClientMethod, Params=None, ExpiresIn=3600, HttpMethod=None) となっており Cli
ソースコード 実際に実装内容やソースコードを追いながら読むとより理解が深まるかと思います。是非ご活用ください。 GitHub 関連する記事 Boto 3 Documentation 署名付きURLの生成 import os import boto3 aws_access_key_id = os.getenv('AWS_ACCESS_KEY_ID', '') aws_secret_access_key = os.getenv('AWS_SECRET_ACCESS_KEY', '') region_name = os.getenv('REGION_NAME', '') bucket = os.getenv('BUCKET', '') key = os.getenv('KEY', '') expires_in = os.getenv('EXPIRES_IN', '') # sec / 1hour
「AWS Toolkit for Visual Studio Code」がAmazon S3をサポート。VSCodeからS3バケットの作成やデータのアップロード、ダウロードなど可能に Amazon Web Services(AWS)は、オープンソースのコードエディタVisual Studio Codeの拡張機能として提供している「AWS Toolkit for Visual Studio Code」の新機能として、Amazon S3対応を発表しました。 New #AWSLaunches! Amazon Elasticsearch Service now supports integration with Tableau & Microsoft Excel Amazon S3 features now available in the AWS Toolkits for Visual Stud
今回は S3 バケットへのアクセスを特定 IAM ロールからのみに限定して利用する機会がありましたので、設定方法と検討したあれこれをご紹介します。 やりたいこと 構成図はこんな感じ 前提条件 IAM ロールと S3 バケットは同一アカウントに存在する IAM ロールには S3 を管理する権限がアタッチされている 今回は AmazonS3FullAccess ポリシーをアタッチしています NotPrincipal でやってみる 「特定 IAM ロール以外は制限する」という考え方でパッと思いつくのは、以下のような NotPrincipal で制限する方法かと思います。 { "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Effect": "Deny", "NotPrincipal": { "AWS": "arn:aws:iam::xxxxxxxxxxxx:
旬の生魚おじさん、都元です。弊社は本日を最終営業日として、これから冬季休業となります。 今年も一年、どうもありがとうございました。というわけで恒例の書き納め三本締め、その1。 だいぶ昔に「AWSにおける静的コンテンツ配信パターンカタログ(アンチパターン含む)」というエントリーでご紹介しましたが、Amazon S3 には静的ウェブサイトホスティングという機能があります。 静的 (つまり、状況に応じて異なるコンテンツを返さない、常に同じコンテンツを返す) ウェブサイトは、特に EC2 などのサーバーを立ち上げずに、S3 の機能を使って実現できます。古くからある機能です。 この機能は、さらに Amazon Route 53 によって ALIAS レコードを設定することにより、独自ドメインによるホスティングも可能です。これも古くからある機能です。 このあたりの詳細は AWS ドキュメントのチュート
こんにちは、菊池です。 2019/12/26追記:構成によるアクセス可否についておよび、リージョンの注意点について追記しました。 「オンプレからインターネットに出ず、プライベートなネットワークのみを経由してS3にアクセスしたい」という要望はよくあります。しかし、Direct Connectから直接S3エンドポイントにアクセスするには、敷居の高いパブリック接続が必要だったり、VPCを経由する場合はプロキシを挟む必要があったりと、かなり構築・運用のハードルが高い要件でした。 Direct Connectプライベート接続でS3へアクセスする高可用性な構成 上記のエントリではプロキシをマルチAZ構成で構築することで実現していますが、EC2の構築・運用が必要です。可能ならば、構築・運用面での負荷が小さいマネージドサービスだけで実現したいところです。 その、要望が多かった、マネージドサービスによるS3
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く