米国の大手ハンバーガーチェーン「カールス・ジュニア」の運営会社は9日、来年にも日本へ再進出すると発表した。ファストフードとしては質の高い商品が売りといい、定番のバーガーで約4ドル(約400円)。日本国内で1千店の展開をめざす。 カールス・ジュニアは70年以上の歴史を持ち、現在はグループで31カ国に約3500店ある。日本には1989年、大阪に進出したが、数年後に撤退した。 都内で会見したマイケル・マーフィー社長は「前回は提携先の理由で撤退したが、ブランドには問題がなかった。今は海外展開を進める体制も整っている。日本人はプレミアムなものを欲していると思うし、今回は成功できると確信している」と話した。