2020年にオリンピックとパラリンピックが東京で開催されることにちなんで、だるまの生産が日本一として知られる群馬県高崎市の工房で、オリンピックの5色のだるまの生産が進んでいます。 高崎市は、日本一のだるまの産地として知られ、市内にある工房では、15年ほど前から一般的な赤いだるまのほかさまざまな色のだるまを生産しています。 2020年のオリンピックとパラリンピックが東京で開催されることが決まったのにちなんで、5色のだるまをセットにして販売を始めました。 工房では、12日朝も6人の職人がだるまの制作に取りかかり、細い筆を使ってひげを描いたり出来ただるまを箱詰めしたりする作業に追われていました。 工房の中田純一社長は「偶然にもオリンピックのマークと同じ色のだるまということで、作る手にも力が入ります。このだるまを受け取った人が少しでもオリンピックを身近に感じてもらえるとうれしいです」と話しています