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ブックマーク / kyouki.hatenablog.com (6)

  • 遺品整理で感じること - ICHIROYAのブログ

    遺品整理を頼まれることがある。 業務として積極的に受けているわけではないのだが、知人などに頼まれてお受けすることもある。 たとえば、こんな感じだ。 モノの価値を見極めなければならないので、誰かに任せるわけにはいかず、自分でその方のお家に行く。 たいていは、昭和後期ごろに建てられた家で、駐車場は1台分しかなく、自分が乗って行ったハイエースを家の前に路上駐車させていただく。 その家にはもう誰も住んでおらず、故人のものが放置されている。 その方が入院されるとか、介護施設に入られるとかして、すでに数年。 部屋の時間は、空気の動きは、止まっている。 依頼者がタンスの前に案内してくれる。 茶色く変色したたとう紙が積み上げてあり、それぞれのたとう紙には何が入っているかわかるように、覚書が書かれている。 「お母様、身長何センチぐらいでしたか?」僕はたとう紙を開きながら尋ねる。 「さあ・・たぶん、150セン

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  • 「デザインがすべて!」である時と「デザインはどうでもいい!」時 - ICHIROYAのブログ

    デザインがすべてだとも言えるし、デザインなんかどうでもいいとも言える。 ざっくりと言えば、ライバルたちから目立つためにはデザインが重要になるが、何か新しいことを始めるときはデザインなんてどうでもいい。 もっとくだけて言えば、「見栄えよりも中身」ということで、そんなことはみんなよくわかっているのに、ついついその当たり前なことを見失ってしまうことがある。 12年前、会社を辞めてBtoBサイトを立ち上げようとした時、大阪の都心部、北浜に事務所を借りて電話とネットをひいた。そして、当分の間、嫁にもセールスをしてもらわないといけないと思い、彼女のスーツを新調しに行った。 気が焦っており、すぐにできるところから始めたら、サイトの発注先も決まらぬ前からそんなことだけ着々と進み、北浜の住所を記した名刺ができた。 その時、ほんとうは、事務所を市内に借りる必要性はほとんどなかった。 富田林の自宅事務所で何の問

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  • 「はてなブックマーク」の未来はどうなる? 新しいブログのプラットフォームMediumのCollection機能がもたらすもの! - ICHIROYAのブログ

    この広大なネットの世界には、素晴らしい話があちこちに書かれている。 だけど、その素晴らしいコンテンツが、ネットでの活動歴が浅いひとが作ったものなら、そのまま埋もれてしまう可能性が高い。埋もれてしまえば、その書き手はモチベーションを失って、更新をやめてしまう。 日語の世界では、はてなブックマークがその役割の何割かを担っている。Gunosyもそれを担い始めている。 人間だから、エロやスキャンダルは大好きだ。他人の不幸も好きだし、誰かが馬鹿なことをやっていると、バカ!と言いたくなる。 はてなブックマークもGunosyも、そんな僕らの性を反映していて、素晴らしい記事とともに、最悪な記事をも罵声とともに運んでくる。 たいていはそれも含めて楽しんでいるけれど、時には、世間様の厳しさに心が折れ、素晴らしい記事だけ読めるメディアはないのかなと思ったりする。 ところで、以前に紹介した新しいブログのプラッ

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  • きのう娘がボーイフレンドを連れてきたんだが・・・ - ICHIROYAのブログ

    きのう、娘のボーイフレンドがやってきた。 僕は結城紬を着て和室で正座して、ふたりを迎えた。 カレと娘は二人並んで正座し、嫁がお茶を運んできて、湯のみに注ごうとしていたとき。 カレが唐突に、敷いていた座布団を横にはねのけ、がばっと両手をつき、「お嬢様と正式にお付き合いさせてください!」と言った。 そして、髭を触りながら、僕は思案する。 この男は、誠実だろうか? この男は、パチンコや競馬や女装や、そのほかもろもろの僕には言えない趣味はないだろうか? この男は、そもそも幸せになるチカラがあるのだろうか? この男は、どれぐらい稼げるのだろうか? この男は・・・・ 凍りついた雰囲気。 で、嫁が横から口を出す。 「まあまあ、先にお茶でも飲んでくださいな」 娘のボーイフレンドがやってきて、父の僕に挨拶するということは、昨今こういうことではない、ということは、ずっと前からわかっていた。 うちには娘がふたり

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  • ひとは最低の給与の何倍までなら貰っても平気でいられるのだろうか?(スイスの国民投票が熱い!) - ICHIROYAのブログ

    今月24日(2013年11月)、スイスでおこなわれる国民投票の結果がどうなるのか、大きな興味をもっている。 問われる内容は、1:12イニシアティブと言われるもので、同一会社内の最高の月給は、最低の給与のひとの年収を超えてはならないとするもの。 もし最低の月収が10万円であるとすれば、年収は120万円。経営幹部の最高月給は120万円以内、年収は1440万円以内に制限されることになる。 スイスの国民投票は、10万人以上の署名を集めれば実施される仕組みで、過激な提案がされることも多い。 大きな話題になった、国内のすべての成人を対象としたベーシックインカム制度の導入(無条件で毎月2500フラン(約27万円)を支給する)の是非を問う国民投票も控えている。 今回の投票に関しては、否決を予想する向きも多そうだが、可決の可能性もないではない。 すでに、この3月には、企業のトップの報酬に関して、株主に広範な

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  • 経産省も知らなかった、古くて新しいもうひとつのクールジャパンがアメリカでブレイク?!(「テンカラ」が人気!) - ICHIROYAのブログ

    またひとつ、日の伝統文化がCOOL JAPANとして、海外でブレイクしつつある。 知る人ぞ知る文化である。 経産省のクールジャパン戦略とは無縁だが、明らかに人気化しつつあるのだ。 それは、「テンカラ」という日伝統の毛鉤釣りである。 さて、釣りをしないひとに、簡単に説明すると、「テンカラ」は、江戸時代もしくはもっと古くから続く渓流での釣法である。 たぶん、釣りをしないひとも、映画「リバー・ランズ・スルー・イット」などで紹介された「フライフィッシング」はご存知かと思う。 「フライフィッシング」も毛鉤を使う。 「テンカラ」は、日版「フライフィッシング」だ。 実は、僕も若いころ、一時、「フライフィッシング」に凝っていた時期がある。仕事のあと深夜まで毛鉤を巻いて、休みとなると深夜に起きだして、何時間も車を走らせて渓に向かった。 そのころ、もちろん、「テンカラ」という釣り方があることは知っていた

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