その会社にはその会社ならではの働き方がある。みんなの働き方改革・業務改善を追う連載「私たちの働き方カタログ」の第39回で紹介するソウルウェア。ソウルウェア 代表取締役 吉田超夫氏に、全員リモートワークになった今の働き方に至るまでの過程と、スムーズな運用をかなえるために取り組んだ工夫を聞いた。 メンバーの「引っ越すから退職したい」が働き方を見直すきっかけに リモートワークは働き方改革の代表的な取り組みとして取り上げられることも多い。しかし、業務フロー改革の負担やコミュニケーション課題が懸念と、ダイナミックに踏み切れない企業がほとんどだ。そんな中、サイボウズ「kintone」を使った開発に強みを持つソウルウェアは職種に関係なく、ほぼすべての社員がフルリモートで働いている上、オフィスはWeWorkで数名が入れる部屋を借りているだけだ。 同社のリモート化が進んだきっかけは一人のエンジニアの退職の申